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心と体に香るエッセンス…

鈴木春信氏の浮世絵の世界をテクテク散歩!

2018年8月19日

 

 

福岡市博物館で開催中の、

『ボストン美術館浮世絵名品展 鈴木春信』へ行ってきた。

 

 

 

 

 

何カ月も前に購入するから、

その存在すら忘れがちな前売り券も持ってきたよー!

 

 

鈴木春信氏は葛飾北斎氏よりもずーっと前に活躍していた浮世絵師。

30代半ばにデビューし、40代半ばに急死。

1760年~1770年と、作成期間は短い。

 

 

浮世絵を見ていると、260年前にタイムスリップした感覚になる。

今、あるのが当たり前の『電化製品』や

車・バイク・自転車などの便利グッズはなく、

何でも手間がかかっていたに違いない。

でも、その頃はそれが当たり前。

絵からは、せかせか時間に追われる感じはしない。

誰もが、のびのびと『粋 いき』に暮らしていたのかなぁ…。

 

 

子どものおなかにお灸の跡がある浮世絵もあった。

鍼灸が中国から日本に伝わったのは、562年。

1760年代には、庶民にお灸は浸透していたんだなぁ…。

 

 

 

 

 

浮世絵を見るときの楽しみは、着物の柄合わせ。

柄物の着物の上に、別の柄の羽織を着ていても、

ちぐはぐした感じがしない。

着こなしも『粋』なんだなぁ。

 

 

 

 

 

今回の展示品は150点!

コトーはじーっくり見るので、時間が足りない…。

春信氏の作品はほとんど海外にあり、

なかなかお目にかかる機会がない…。ない…。ない…。

翌日も見に行った。

作品の説明書きや音声ガイドの内容を覚えているので、

絵を見ることだけに集中できる!

 

 

美術館や博物館に行くたびに、

「あーっ! 忘れたっ!」と思う物がある。

 

 

 

 

 

近くを見るための眼鏡。

普段は遠近両用の眼鏡を掛けているが、

細かい絵を見るときには見づらい。

2日目には忘れず持参した。

会場内で眼鏡を変えようと思ったら、バックの中にない!

あっ! 荷物が重いから、コインロッカーに日傘と、

ペットボトルと、度付きのサングラス…と入れ、

近くを見るための眼鏡も一緒に入れちゃったんだぁー!

あ~!!

 

 

結局、遠近両用の眼鏡をはずし、急接近して裸眼で見た。

無地の着物にエンボス加工(凹凸)して、柄を表現してる!

黒地の着物を下から覗きこむと、柄が浮かび上がってくる!

コトーは染めと織りを習っていたので、興味津々!

 

 

いきなり問題!

 

 

 

 

 

これはどう染めたか、わかる?

デコレーション・ケーキにデコレーションするときに使う、

円錐形のチューブの中に糊を入れ、

歯磨き粉をチューブから出す要領で、少しずつ糊を押し出しながら、

布に線を描く。

糊が布地に浸みこみ、その部分だけが染料をはじき、染まらない。

 

 

白い生地の中央に円を描くように糊を置き、

円の中を赤の染料で染めたら、

円の外は染まらないから、日の丸の出来上がり。

水洗いすれば、糊はとれる。

円の外も赤く染めたら、円の輪郭が白の線として

布地の色が残る。

 

 

 

 

 

コトーが1993年頃に作ったスカーフなんだなぁ…。

 

 

 

 

 

絣を作ってみたくて、糸を染めるときに濃淡をつけて、

織機で織った。

 

 

 

 

 

ランチョンマット6枚の出来上がり!

 

 

 

 

 

近くで見ると、こんな模様。

春信氏もこの模様を見てたと思うなぁ…。

 

 

この展覧会は8月26日(日)まで!

興味を持たれる方がいるかもしれないと思い、

特集ブログ中だったけど、このブログを書いたよーん!

次回は特集ブログに戻ります。

 

特集~器官や臓器の症状に働きかけるツボたち⑧~腸・その1

2018年8月05日

 

口の中で噛み砕かれた食べ物は、食道を下降し、

胃へ送られる。

胃壁の運動で、食べ物と胃液は混ざり合い、

粥状に消化され、小腸へ送られる。

 

 

小腸はくねくねと折りたたまれ、お腹に収まっているが、

6~7mもある。

小腸管の運動により、粥状になった食べ物と消化液は

混ざり合ながら大腸方向へ移動する。

その際、栄養のほとんどと水分の一部は、小腸壁から吸収される。

だいたい4時間かかる!

 

 

ドロドロの液状になった残りカスは大腸へ送られる。

大腸は1.5~2mある。

大腸管の運動により、残りカスは約18時間かけて

肛門方向へ移動する。

その際、残りカスの水分やミネラルが大腸壁から吸収され、

残りカスのカスは少しずつ固まり、便になる!

食べ物は1~2日かけて便になるんだなぁ…。

 

 

1日に3~4回、大腸は強いぜん動運動が起こる。

それによって、便は直腸にぐぐぐっと押し出される。

直腸に便が送られると、

「ウンチが肛門近くに来たぞーっ!」と脳が察知し、

便意をもよおす。

 

 

私たちの皮膚や筋肉、骨、髪、内臓、などあらゆるパーツは、

いろーんな種類の細胞のかたまり。

その細胞たちは、私たちが取り込んだ食べ物を栄養源として、

日々再生している。

もちろん、食べ物は私たちのエネルギーにもなっている!

ということは、どんな食べ物をどんなふうに食べるかで、

小腸から吸収できる栄養素も変わってくるし、

自分の健康にも直結してくる。

ということで、『快腸』と『快便』について考えてみよう!

 

 

快腸・快便の心得・その①~いろいろなものを食べよう!

 

 

小腸で吸収される栄養素は水分、ナトリウム、カリウム、カルシウム、

マグネシウム、リン、鉄、糖質、タンパク質、脂質、ビタミン各種、

葉酸。

水分が足りなければ、脱水になるし、

鉄の吸収が悪ければ、鉄欠乏性貧血になる。

 

 

せっかく胃や腸などで消化液がスタンバイしていても、

送られてきた食べ物が同じものばかりで片寄っていたら、

片寄った栄養素しか吸収できないんだなぁ…。

 

 

大腸には100兆個の細菌が住んでいる。

約1.5kg。

うっひょ~、けっこう重い!

消化吸収や免疫など、重要な働きをしている。

乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌が20%。

大腸菌やブドウ球菌などの悪玉菌が10%。

どちらかが優勢だと、そっちにくっつく日和見菌(ひよりみ・きん)が70%。

いつも、善玉菌と悪玉菌は縄張り争いをしている。

同じものばかり食べていると、細菌の種類が減り、

腸粘膜のバリア機能が低下し、

細菌が腸粘膜から侵入し、免疫力も落ちちゃう…。

 

 

快腸・快便の心得・その②~朝食・昼食・夕食をとろう!

 

 

胃に食べ物が入ると、消化のために胃は動き出す。

3食とると、一日の胃の運動リズムが整いやすい。

といっても、深夜にガツッと食べるのはNG!

深夜になると(食後約8時間)、胃は大きな運動を起こし、

食べ物の残りカスを全部、十二指腸へ送り出す。

これで、異常な細菌増殖を防ぐ。

 

 

寝る間際に食べちゃうと、胃は食べ物を消化する運動につきっきりで、

残りカスを押し出す運動に移行できず、

朝になっても胃に食べ物が残っているので、

胃もたれを感じたりする…。

 

 

朝はぎりぎりまで寝ていたい!

おなかがすいていないので、朝ご飯は食べない!

そんな方が多いのでは…。

大腸は1日に数回、強いぜん動運動を起こし、

便を直腸へ押し出し、排便がセッティングされる。

この運動が高まるのは、起床直後と食後(特に朝食後)。

快便な日々を過ごすためにも、朝食はとーても大事なんだなぁ…。

しっかり噛んで食べると、朝の目覚めもいいぞっ!

 

 

おーっ、今日も長いよね?

今日はこのへんでお開きにして、

続きは次回にします…。

だらだらしたブログで申し訳ない。

でも、腸の働きって健康に直結することだから、おつきあい下さいね!

 

特集~器官や臓器の症状に働きかけるツボたち⑦~胃

2018年7月24日

胃の中が空っぽなとき、

胃袋の大きさは約200ml。 厚みは約1cm。

食べ物が入ると約1500mlまでふくれ、数mmの薄さになる。

 

 

胃壁の内側には、小さな穴が無数にあり、

胃に食べ物が入ると胃液が分泌される。

胃壁の内側は粘膜、外側は筋肉。

胃壁自体が運動して、食べ物と胃液をよく混ぜ、

だいたい2~5時間かけてドロドロのかゆ状にし、

十二指腸へ運ぶ。

でも、水分なら数十分で腸に行っちゃうよ!

油脂は消化しにくく、8時間かかっちゃうこともある。

だから、揚げ物やラーメンなど脂っこい食事の後に、

胃のもたれるときがあるんだなぁ…。

 

 

食べすぎや飲みすぎ、よくかまずに飲み込んでも、

消化に時間がかかり、胃が疲れきって、

胃もたれや胃痛、胸やけを起こす。

『腹八分目』の量を、よくかんで食べることが、

胃への思いやりなんだなぁ…。

 

 

胃液の中身は99%が水分。

残りの1%は、濃い塩酸(=胃酸)と消化酵素(ペプシン)と粘液。

粘液が胃の粘膜を保護しているから、

濃い塩酸が胃に入ったって、胃壁が傷つかない。

 

 

でも、ストレスなどで胃酸の分泌が高まって、

胃の粘膜が傷つき炎症を起こすことがある。

これが急性胃炎。

炎症が長く続くと、粘膜が委縮し、胃酸の分泌が低下する。

これが慢性胃炎。

さらに進行すると、深部の胃液まで委縮し、

胃壁がペラペラに薄くなっちゃう。

これが萎縮性胃炎。

慢性胃炎も萎縮性胃炎も原因のほとんどは、ピロリ菌の感染。

 

 

胃粘膜がさらに深くはがれ落ち、

一部分が壊死を起こすのが『胃潰瘍』。

みぞおち付近の痛みは食後に多い。

 

 

胃粘膜は健康なのに、胃痛や胃もたれ、

食欲不振などが続く場合は、

『機能性ディスペプシア』かも。

 

 

『ディスペプシア』は『消化不良』という意味。

原因は3つ。

1.何らかの原因で胃のふくらみが悪く、

食べ物が貯めきれず、消化不良を起こす。

2.胃酸への感受性が強く、胃に痛みを感じる。

3.ストレスで胃の働きが鈍くなり、胃がふくらみにくい。

機能性ディスペプシアは若い女性に多い。

 

 

 

 

 

 

 

 

背中の、胃の裏あたりにあるツボ『胃兪 いゆ』。 赤矢印。

もちろん、胃のトラブルを治すツボ。

その外側にあるのが『胃倉 いそう』。 黄緑矢印。

『倉』は、物を貯蔵する所。

胃は一時的に食べたものを貯めるので、この名前がついた。

 

 

 

赤いラインは『足陽明胃経 あし・ようめい・いけい』という経絡。

黒目の下にあるツボ『承泣しょうきゅう』から始まり、

首、体幹、脚の前を通って、

足の人差し指にある『厲兌 れいだ』で終わる。

この上にツボが片側45個のっている。

 

 

経絡の働きは全身に気(=エネルギー)と血(けつ)(=栄養)を送ること。

胃の調子が悪いとき、この経絡上のツボに鍼やお灸をして、

滞った経絡の流れを改善し、気と血を胃にも充分に送り、

症状を緩和させる。

 

 

 

 

 

 

 

黄緑色の矢印は、『鳩尾 きゅうび』というツボ。

みぞおちにあたる。

赤の花丸は、『神闕 しんけつ』というツボ。

おへそにあたる。

みぞおちからおへそまでのラインは、

胃のトラブルでもストレスでもピアノ線のようにピーンと張る。

中央あたりのツボ『中脘 ちゅうかん』(赤矢印)に鍼やお灸をすると、

ピアノ線が緩み、深い呼吸となり、リラクゼーションも得られやすい。

 

 

おおおっ、今日も長いブログになっちゃった。

でも、おまけの話も書いちゃうよ!

 

 

コトーはいつのまにか更年期に入り、

いろーんな機能が衰えてきた。 うっ………。

胃腸力も落ちた気がする!

10年ぶりに胃の内視鏡検査を受けた。

10年前、「ポリープがたくさんあるけど、悪さはしないよ。

イボがたくさんあると思って…」と言われた。

やはり、ポリープは健在だった。

ピロリ菌はなかった。

体のメンテナンスが必要な年頃になったなぁ~。

 

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