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心と体に香るエッセンス…

人体と経絡と経穴

2010年6月18日

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東洋医学の考え方では、人体には経絡(けいらく)という通路があります。重要な経絡は12本で、それらの経絡上にある経穴(けいけつ、ツボのこと)は、あわせて約360穴です。
経絡には以下3つの作用があります。

経絡は気・血が流れる通路として人体の上下・内外を貫き、皮膚・筋肉・骨・内臓など全身の栄養や機能の調節を行っています。

経絡は病邪を上下・内外に伝え、病気の発症部位から身体の各部に波及させます。例えば食べすぎなどで胃腸に負担がかかると、悪心や便秘などの症状が現れますが、胃を司る「足の陽明胃経」という経絡や大腸を司る「手の陽明大腸経」という経絡をたどって、口や鼻の周囲に吹き出物が出ることがあります。

経絡は鍼灸の刺激を病変部位に伝え、治療効果を発揮させることができます。腰痛があるときは、腰部に位置する「腎兪」や「大腸兪」という経穴に圧痛や硬いしこりなどの反応がありますが、ふくらはぎにある「承筋」「承山」「飛陽」などの経穴にも反応があり、それらの経穴もよく使います。上記の5穴はすべて「足の太陽膀胱経」という経絡上の経穴です。

経絡は目に見えず、鍼灸を勉強し始めた頃は、理屈抜きにひたすら経絡と経穴を暗記しました。鍼灸治療を見学したり実際に自分でするようになって、経絡というものを実感できるようになりました。

梅雨と、湿邪(しつじゃ)とその症状

2010年6月12日

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東洋医学では自然界の変化が人体に与える影響を非常に重視しています。
気候の変化が正常な場合には、「風・寒・暑・湿・燥・火」という6種類の変化となって現れ、人体の生理活動を促します。
しかし気候の変化が異常な場合、例えば冬の寒さが厳し過ぎたり暑いはずの夏が涼しすぎたり…など、「過剰」「不足」「季節との不相応」があると、人体に悪影響を与えます。
もちろん全員が発症するわけではなく、人体の抵抗力が低下し自律神経機能が乱れているときに発症の原因となり、それぞれ「風邪・寒邪・暑邪・湿邪・燥邪・火邪」といいます。

湿邪による症状は、しめっぽい梅雨に起こりやすく、湿地帯で生活したり、水中で作業したり、濡れた衣服を長く着ていても起こることがあります。

湿邪の性質は、重く、粘りっこく、濁りやすく、滞りやすく、たまりやすい。
湿邪が体表に侵入すると、全身倦怠感や体が重くて活動が鈍くなります。湿疹が出ると治りにくいです。
関節に停滞すると重く痛んで動作が妨げられます。

また湿邪は上半身よりも下半身に症状が出やすく、脚の浮腫(むくみ)や下痢、帯下(女性のおりもの)などの症状が現れることもあります。

上述の症状は湿邪以外の原因でも発症するので、丁寧な問診で何が原因なのか判断することが大切です。

湿邪とは体内の水分が適当に排泄されないことです。
湿邪が原因の場合、鍼灸治療では水分代謝を整える作用のあるツボを用いて、各々の症状を改善します。

生活習慣とボデイ・イメージ

2010年6月04日

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写真館で証明写真を撮ったことがありますか。
自分では真っすぐな姿勢を保っているつもりでも、カメラマンに「あごを引いて」「頭を少し右の傾けて」「左肩を少し下げて」など直され、言われるままの姿勢を保ち、「はぁ~い、結構です」と声を掛けられた途端に、どっと疲れ元の姿勢に戻る…。

そんな経験をされたことはありませんか?
『鏡を見なくても自分の体を左右・前後に対して中央に保てる』ことは、ボデイ・イメージの一つですが、実は難しい…。

座っている時は、常に片方の足を組む,常に片肘をつく,常に机に寄りかかる,常に背もたれにもたれかかる。
立っている時は、常に片方の脚にたくさん体重を乗せる。
仕事では、座り通し,立ち通し,反復動作が多い。
などなど、ワンパターンな姿勢や動作が徐々にボデイ・イメージを悪くさせることがあります。
そして慢性的な筋肉の凝りや痛みが生じることもあります。

鍼灸に来られた方の座り姿勢や立ち姿勢を修正すると、「えぇっ!変な感じ!」と感想を述べられます。

筋肉の凝りや痛みなどの症状が生活習慣と関係している場合は、日々のどんなワンパターンなクセからきているのか、患者様と共に探り出し、無理なくワンパターンを解消できる方法を共に考えたり、アドバイスさせていただいています。

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