福岡市南区にある女性専門の鍼灸院「レディース鍼灸ことう」のホームページです。主に婦人科疾患・五十肩・肩こり・腰痛などに強みを持っています。

〒815-0071 福岡市南区平和1丁目23-13
グリーンウインズ101号

お問い合わせ

心と体に香るエッセンス…

再特集~手の腱鞘炎の鍼灸治療とセルフケア③~サポーター&装具&テーピング

2019年5月13日

筋肉の端っこは腱になり、

腱は腱鞘というサヤの中を通り、

骨に付着する。

指や手首を使いすぎて、腱や腱鞘が厚くなり、

筋肉が動くたびに腱と腱鞘が摩擦し続けると、

腱鞘炎になる。

 

 

炎症を抑えるには安静第一!

筋肉が動かなければ、腱と腱鞘が摩擦を起こすこともなく、

炎症がおさまってくる。

でも、日常生活で手を使わないわけにはいかない。

そこで登場するのがサポーターと装具とテーピング。

 

 

一番固定力が強いのは、がしっ!と巻くテーピング。

痛みが強いときや、

夜間、筋肉の緊張が強いときにおすすめ。

がしっ!としたテーピングは自分では巻けないので、

そんなときは金属や硬質プラスチック製の支柱つきの装具がおすすめ。

 

 

 

 

手の甲と手のひら中央に、縦長の支柱が入っている。

手首の腱鞘炎に用いる。

 

 

 

 

手首は動かせないが、指はこんなふうに動かせる。

 

 

 

 

支柱が入っていると手作業がしにくいときには、

支柱なしのサポーターもあるよ。

 

 

 

 

親指にひっかけて、くるくるっと手首に巻く。

リストバンドよりも固定力は強い。

 

 

 

 

手のひらはこんな感じ。

あっ! ピンボケ!

 

 

 

 

伸縮性のあるテーピング用テープを手首に2巻きするだけでも、

若干固定される。

これだったら自分でも巻ける。

幅38mmのテープを使用。

 

 

 

 

親指の腱鞘炎用の支柱つき装具。

 

 

 

 

斜め線の部分に縦長の支柱が入っている。

親指はほとんど動かせない。

就寝中も緊張が強く、翌朝親指がこわばっているときには、

夜間装具は必須!

支柱つきの装具で固定し、緊張をゆるめる。

 

 

 

 

手のひらはこうなっている。

 

 

 

 

この装具は固定力は強いが親指は少し動かせる。

 

 

 

 

斜め線の部分に軟性のプラスチックが入っている。

 

 

 

 

手のひら側にもプラスチックが入っている。

 

 

 

 

この装具は支柱が入っていない。

先ほどの装具よりも固定力は弱く、

手作業はしやすくなる。

 

 

 

 

手のひら側はこんな感じ。

親指は動かしやすい。

 

 

 

 

 

 

このサポーターは支柱が入っているが、

金属ではなく、

更に親指は動かしやすい。

その分、固定力はおちる。

 

 

 

 

このサポーターは手のひらにのせている、

リボンの輪の部分に親指を入れ、

両脇のマジックテープを手の甲と手のひら側に留めて固定する。

 

 

 

 

 

 

支柱はないが、リボンがあるので、親指は若干固定される。

 

 

 

 

 

 

伸縮性のあるテーピング用テープをこんなふうに巻くだけでも

若干固定される。

これだったら自分でも巻ける。

幅25mmのテープを使用。

 

 

サポーターや装具、テーピングは、症状や用途に合わせて

使い分けるのがポイント。

ネットやスポーツ用品店、ドラックストアで購入できる。

ただし、靴と一緒で、

しばらく装着してみないと、自分に合うか分からない。

 

 

女性鍼灸師による女性専門鍼灸院≪レディース鍼灸ことう≫では、

5月14日(火)と19日(日)に、『手の腱鞘炎』をテーマにお灸教室をする。

コトーの前職は理学療法士。

患者さんのサポーターや装具を選んだり、テーピングをしてきた。

お灸教室ではサポーターなどを試着してもらうよ~ん!

興味のある方はぜひご参加を!!!

次回の特集ブログでは、手の腱鞘炎の鍼灸治療を紹介するよ~ん!

 

 

再特集~手の腱鞘炎の鍼灸治療とセルフケア②~手の機能

2019年4月30日

 

 

 

米粒などちっちゃな物を取るときは、

親指と人差し指(あるいは中指)の先端でつまむ。

 

 

 

 

 

直径12㎝のお椀を取るときは、

5本の指を横に開き、がしっと指の腹でつかむ。

 

 

 

 

ペットボトルは親指と他の4本の指で挟んで握る。

 

 

 

 

中味が空になったら、こんなふうに持つかな?

 

 

 

 

 

紙など薄い物を取るときは、親指の腹と人差し指の横でつまむ。

『横つまみ』という。

物の大きさや重たさによって、手はつかみ方を変える。

しかし、親指だけ変えずに『横つまみ』をつらぬく方がいる。

親指の関節を曲げずに物をつかんだり、操作する。

 

 

 

長期間に渡って、その方法をつらぬくと、

親指の筋肉や腱、腱鞘(けんしょう)(=腱を包むサヤ)の負担が大きく、

 

 

 

 

力仕事など過度に指を使うと、親指のCM関節付近が痛くなり、

悪化すると腱鞘炎になっちゃう。

気をつけよう!

 

 

5本の指はとっても器用。

実際に体験してみよう!

まずは、ウチにあるだけのボールペン、シャーペン、鉛筆などを集めよう。

 

 

 

 

 

 

1本の鉛筆を親指と人差し指でつまみ上げた後に、

中指と薬指と小指で握り、

2本目を親指と人差し指でつまみ上げ、

中指と薬指と小指で2本を握り、

3本目を……………………………。

1本ずつまみ上げ、あなたは何本の鉛筆を片手だけに持てるかな?

 

 

 

 

コトーは色鉛筆を36本持てたよ~ん。

 

 

手の機能は『操作』だけではない。

指の感覚はスゴイ!

例えば、ポケットに入ってる小銭が、

1円なのか、5円なのか、10円なのか、100円なのか、

指で触れるだけでなーんとなく、分かるのでは…。

 

 

 

 

これから春キャベツの季節。

重たいほうが葉が詰まってる。

片手で持ち上げて重力感をみる。

う~ん、これは手のひらだけでなく、腕全体で感じとれる機能かな…。

 

 

『作業』に『手』はかかせなく、休むことがない。

だから、ついつい酷使して、痛めて、腱鞘炎になっちゃうこともあるんだなぁ…。

次回は手の腱鞘炎の鍼灸治療とセルフケア方法を取り上げるよ~ん。

お楽しみに~~~!!!

さぁ~て、久しぶりのおまけの話。

 

 

 

 

青春まっさかりの平成元年。

スキー場で昼食中、テレビのニュースで新年号『平成』を知った。

あれから30年ちょっと経ち、

台所で調理中、ラジオのニュースで新年号『令和』を知った。

熟年期を『令和』で過ごすんだなぁ…。

突っ走るだけの体力はもうなく、丁寧に丁寧に生きてこうと思う。

 

再特集~手の腱鞘炎の鍼灸治療とセルフケア①~手の構造

2019年4月23日

透視能力を使って手を見ると、こうなってる。

親指を構成する骨は、基節骨(きせつこつ)と末節骨(まっせつこつ)で、

その2つの間に関節が1つある。

他の4本は基節骨と中節骨(ちゅうせつこつ)と末節骨で、

その3つの間に関節が2つある。

 

 

親指は他の4本より骨が1つ少ないんだよ。

知ってた?

自分の手のひらを見てみよう!

指の横ジワが関節の部分。

親指は他の指よりも横ジワが少ないでしょ?

コトーは解剖学を学ぶまで気づかなかった…。

 

 

手のひらには細長い中手骨(ちゅうしゅこつ)が5本あり、

その根元には小さな骨が8個あり、

総称して手根骨(しゅこんこつ)という。

 

腕の骨は、橈骨(とうこつ)と尺骨(しゃっこつ)の2本。

その2本と手根骨とで、手首の関節をつくってる。

上図の水色の斜め線の部分だよ~ん。

 

いきなり問題!

握りこぶしができる関節はどこかな?

指の根元の骨『基節骨』と、手のひらの骨『中手骨』の間の関節が、

握りこぶしになる関節だよ~ん。

上図のピンク色の斜め線の部分だよ~ん。

 

ちなみに、親指の腱鞘炎を起こしやすい部位は、

CM関節(上図の緑色の斜め線)。

手のひらの、『中手骨』と『手根骨』の間の関節。

この関節は指を曲げても握りこぶしのように盛り上がることもなく、

手のひらの皮膚を見てもシワがあるわけでもなく、

地味な存在だけど、親指の動きにはかかせない関節なんだなぁ~。

 

 

透視能力を軽く使って手を見るとこんな感じ。

手のひらと指の根元には筋肉(赤の部分)がびっちりだが、

指の先についているのは腱(肌色)と、

それを包む腱鞘(けんしょう)(緑色)。

どうなってるかというと…、

 

 

 

『深指屈筋 しんしくっきん』は指を曲げる筋肉。

尺骨という腕の骨の肘下部分から、指の先端にある末節骨についてる。

手首の少し前から筋肉は腱になり、指の骨につく。

ふくらはぎの筋肉は、足首の少し上からアキレス腱になり踵の骨につく。

それと一緒。

指を動かす筋肉が肘から始まってるって、意外でしょ?

筋肉を実感してみよう!

 

 

 

 

 

指先で左肘の内側に軽く触れて、

左指の曲げ伸ばしを繰り返してみよう!

左指を曲げたときに、右指で触れている部分が盛り上がるでしょ?

それが指を曲げる筋肉なんだなぁ…。

 

 

 

ほとんどの筋肉の端っこは腱になり、骨につく。

腱は腱鞘というサヤに包まれ、保護されてる。

筋肉が働くと、筋肉は縮まり、腱は伸ばされ、

腱鞘の中を移動する。

指を酷使して腱が膨隆したり、腱鞘が厚くなると、

腱が動くたびに腱鞘と摩擦を起こし、腱鞘炎になっちゃうんだなぁ…。

腱鞘は指だけでなく手首にもあり、手首の腱鞘炎もある。

 

 

現代はスマホ、タブレット、パソコン操作で

手を酷使してる人が増えてる気がする。

手にトラブルが生じても安静にできないので、なかなか治りにくい。

コトーはひしひし危機感を感じ、再度このテーマで特集を組むことにした。

女性鍼灸師による女性専門鍼灸院≪レディース鍼灸ことう≫では、

5月14日(火)と19日(日)に、

『手の腱鞘炎の痛みをやわらげる、お灸&ストレッチ&サポーターの選び方!』

という講座を設けた。

気になる方はぜひ参加してほしい!

 

 

次回の特集ブログでは『手の機能』を取り上げるよ~ん。

お楽しみに~~~!!!

 

ご予約・お問い合わせはコチラ!