福岡市南区にある女性鍼灸師・理学療法士による女性専門鍼灸&パーソナルトレーニング「レディース鍼灸ことう+」主に婦人科、首こり、肩こり、腰痛、膝関節症などに強みを持っています。

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心と体に香るエッセンス…

特集:レディース鍼灸ことう+:コトーの鍼灸スタイル②~円皮鍼

2020年2月10日

円皮鍼(えんぴしん)は、使い捨ての鍼。

直径10.0mmほどのシールの中央に、

小さな鍼が固定されている。

鍼の太さは0.2mm。

コトーが使っているのは、長さ0.6mmと0.9mmのもの。

1mmもないから、肉眼では見にくい。

 

 

1~2週間程度ツボに貼り続け、ツボを刺激する。

首こり、肩こり、背中こり、腕こり、

慢性腰痛、ぎっくり腰、膝関節痛など、

筋肉の痛みが強い時に用いる。

貼り続けるとこわばった筋肉がほぐれ、

痛みが軽減するので、

『痛さで動けない』ことがほとんどなく、

動きながら症状を改善しやすい。

 

 

当院では扱っていないが、

ツボを押し続ける手法に『粒鍼 りゅうしん』もある。

シールの中央に鍼ではなく、

直径1mm程度の金属粒を固定している。

この便利グッズがなかった頃は、

日本では米粒が使われていた。

乾燥した米をツボに当て、テープで固定する。

 

 

鍼と灸の発祥の地である中国ではどうするか。

 

 

中国に留学中、中国5大名山の1つ、

黄山(こうざん)に行くことになった。

コトーは山が大好きだが、車に酔いやすい。

修行先の先生に相談したところ、

漢方薬入りの湿布を手渡され、

『内関 ないかん』と『神闕 しんけつ』に貼るように言われた。

 

 

 

 

手首の近くにあるツボ『内関』。

酔い止めの効果がある。

 

 

 

 

『神闕』はおへその中央にある。 黄緑色の矢印。

 

 

2泊3日のバス旅行中、湿布が剥がれては困るので、

湿布の上に絆創膏を貼った。

おかげで3日間、バスに酔わずに登山を満喫した。

 

 

 

2007年4月13日、黄山にて。

福岡市南区にある、女性鍼灸師による女性専門鍼灸院

≪レディース鍼灸ことう≫の山好き鍼灸師コトーでした。

 

特集:レディース鍼灸ことう+:コトーの鍼治療スタイル①~散鍼と置鍼

2020年1月30日

鍼治療の起源は中国。

東方の海岸地方では、砕いた石の先端を使って、

水中の魚を捕らえていた。

その石の先端を、痛んだ部位に当てて治療したのが、

鍼の始まり。

魚をつくモリは、やがて石から金属となり、

鍼治療は確立されていった。

そして、奈良時代に、仏教とともに鍼は中国から日本に入ってきた。

 

 

 

 

コトーが使う鍼は、滅菌されたステンレスの

ディスポーサブル鍼(使い捨て鍼)。

鍼は太さも長さもたくさんの種類がある。

体の状態や部位に合わせて、使い分ける。

鍼皿はプラスチック製で、鍼も鍼皿も1回使用したら破棄する。

 

 

 

 

体には経絡(けいらく)という通路がある。

経絡は、気(=エネルギー)と血(けつ)(=栄養分)を

全身に送っている。

そして、経絡の上にツボがのっている。

その経絡に沿って一定の間隔で

鍼を刺してはすぐ抜いていく手法がある。

散鍼(さんしん)という。

滞った経絡の流れがよくなり、

体や心に気と血が行き渡る。

凝り固まった筋肉に対しても、散鍼をする時がある。

鍼は皮膚に触れる程度なので、刺激量は少ない。

 

 

10~20分間、鍼を置いたままにするのを置鍼(ちしん)という。

コトーは置鍼とお灸をセットにすることが多い。

例えば…、

 

 

 

 

置鍼+棒灸。

棒灸はタバコ状のお灸。

皮膚から数㎝離して温める。

棒灸のよさは、お灸自体を動かせること。

大事なツボに鍼を置き、

経絡や筋肉に沿って棒灸をゆっくり動かす。

じんわりと体が温まる。

滞った経絡の流れを促したり、

こわばった筋肉をほぐす。

広範囲にアプローチできる。

 

 

 

 

置鍼+台座灸。

台座灸は台座の上にモグサがのっている。

大事なツボに鍼を置き、

鍼のすぐそばに台座灸を置き、

いくつものツボを同時にお灸する。

 

 

鍼とお灸はセットのほうがいいと思うけれど、

鍼が苦手な方はお灸だけ、

お灸が苦手な方は鍼だけの治療もOK!

治療を受けられる方が

気持ちいい…

楽になる…

そんなふうに思える治療が一番いい。

 

 

 

 

おまけの話。

日本では鍼管(しんかん)の中に鍼を入れてツボに刺す。

鍼管の先端でツボの周りに圧をかけてから鍼を刺すので、

鍼が入るときの感覚がやわらぐ。

中国鍼は鍼管がなく、鍼を直接つまんで刺す。

鍼を刺すときの感覚が強いのかなぁ…と思っていたが、

中国での修行中、中国人の先生に鍼をしてもらったら、

ぜーんぜん痛くなかった。

 

 

 

福岡市南区にある女性鍼灸師による女性専門鍼灸院

≪レディース鍼灸ことう≫は、

2020年4月に≪レディース鍼灸ことう+(プラス)≫に生まれ変わります。

何がプラスされるかは、もうちょっと先のブログで告知します。

お楽しみに~~~!

鍼灸師コトーでした。

 

鍼灸師コトーのハ・ハ・ハ物語

2020年1月20日

奥歯が痛い…。

昨日、マウスピースをはめて寝るのを忘れたからなぁ…。

思いきり奥歯でかみしめていたかなぁ…。

…………………。

……………………。

………………………。

 

 

数日経っても、かむ時だけ痛い。

冷たい物がしみて痛いわけでもない。

この歯は神経を抜いているからなぁ…。

あー、『歯根膜炎』になった時のことを思い出す…。

 

 

 

歯は3つの部分で構成されている。

口の中から見える部分は『歯冠 しかん』。

歯肉に囲まれた部分は『歯頚 しけい』。

下あごの骨の中に埋もれている部分は『歯根』。

 

 

 

『歯根』は下あごの骨にある『歯槽』という穴にはめ込まれている。

そして、『歯根膜』という結合組織繊維(赤の部分)によって

『歯根』は『歯槽』につなぎとめられている。

歯根膜はそしゃく(=かむ)時の圧力を和らげる働きがある。

歯根膜炎になった時は、歩くだけでも歯根膜に振動が伝わるのか、

3日ほど寝込んでいた。

今回もそうなったら困るので、早めに歯科に行こう…。

 

 

歯のレントゲンを撮られ、カウンセリング・ルームに呼ばれた。

さっきのレントゲンを指さしながら、先生が言った。

「ちょっと分かりづらいけど、

一番奥の歯の根の下が黒ずんでる。

炎症を起こしてる。

歯のかぶせ物をはずして、治療します」

あー、やっぱり歯根膜が痛んでいたんだなぁ…。

 

 

3回目の治療中、先生が小型カメラでその歯を撮りだした。

うっ! うっ! うっ!

先生、何か見つけたんだ!!!

「コトーさん、カウンセリング・ルームにお越しください」

歯科助手さんに声を掛けられた。

 

 

パソコンにさっき撮った歯が映し出されていた。

「ちょっと分かりづらいけど、歯の中に縦に亀裂が3本入ってる。

歯が割れる寸前。

歯の外ではなく、歯の中に亀裂が入ってるから、

治療の仕様がない。

でも、亀裂をそのままにしていると、

そこから細菌が入り炎症を起こしやすい。

アウトだよ。

抜くしかない」

ぎょっ! えーっ!

先生、セーフじゃないの?

アウトなの?

何でこんな時に『アウト』って言い方するんだよー、よー、よー!!!

 

 

歯を抜いた後はどうするんですか?

「インプラントもできるけど、

かみしめが強いから、今度は上の奥歯が割れるかもしれない。

でも、何もしないと、上の奥歯も自然と抜けてしまう。

抜く歯の手前の2本のかぶせ物をはずし、

かんだ時に上の奥歯に当たるぐらいに

かぶせ物を横に延長しましょう」

 

 

抜歯当日、先生が言った。

「歯にヒビが入ってるから、

抜くときにバリバリって音がするかもしれません」

バリバリ?

 

 

そういえば、親知らずを抜いた時は、

ボキッ! バキッ!って音がしていた。

親知らずは横に生えていたのかなぁ。

親知らずの頭が、隣の歯の根っこに当たっていた。

一般の歯科では抜くことができず、

大学病院で手術!

部分麻酔だから、歯をかち割る音がまる聞こえだった。

 

 

なーんて回想していたら、バリバリ音も痛みもなく、

いつの間にか奥歯は抜かれていた。

「抜いた歯を見ますか?」

先生が言った。

見ますっ!

治療ベットから上体を素早く起こした。

 

 

歯根の表面に、はがれかかった部分があった。

先生がピンセットではさみながら、言った。

「ほら、こんなにパカパカになってる」

神経を抜くと歯は薄くなるらしいが、

何十年と強い歯ぎしりとかみしめをした結果、

こうなっちゃったんだなぁ…。

可哀想なことをした。

 

 

「抜いた歯はこちらで処分しますか?」

とっておいてもねぇ…。

お願いします…。…。…。

 

 

抜歯後の痛みや炎症がおさまり、

治療は次の段階に入る。

抜いた奥歯の隣の歯のかぶせ物をとった時に、

ヒビが見つかったらどうしよう…と不安です。

先生に言ってみた。

「そりゃぁ、アウトだよ」

あーっ! あーっ! あーっ!

また、『アウト』って言った!!!

事実だけど、そんな言い方しなくても~!~!~!

 

 

まず、抜いた歯の隣りの隣りの歯のかぶせ物をはずした。

「この歯は使える。

次回、もう1つの歯のかぶせ物をはずします」

セーフだったぁ!!!

もう1本はどうかなぁ…。

セーフでありますように!!!

 

 

 

2本目、3本目の『ヒビ割れ歯』を作らないために、

鍼治療や運動で、かむ時に働く筋肉たちをゆるめている。

下あごを動かす筋肉って、こーんなにあるんだよ~ん。

 

 

 

2020年の干支はねずみ。

そして、夏には東京オリンピックとパラリンピックがある。

今年もかっとばすよー!!!

よろしくです!

福岡市南区にある、女性鍼灸師による女性専門鍼灸院

≪レディース鍼灸ことう≫の鍼灸師コトーでした。

 

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