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椎間板ヘルニアってなんじゃらほい

2011年9月10日

『ヘルニア』って辞書で調べると、

『臓器の一部が本来あるべきところから逸脱した状態』のことだそうです。

『ヘルニア』には、椎間板ヘルニア以外に、横隔膜ヘルニア、

そけいヘルニア、脳ヘルニアなどがあります。

『椎間板ヘルニア』は、『椎間板の一部分がそこからはみ出す状態』ということですね。

小学校の理科室などで見たガイコツの背骨を覚えていますか。

椎骨(ついこつ)という骨が、上下に連結して背骨ができています。

首の椎骨は7個、胸は12個、腰は5個。

これは、腰の2つの椎骨を横から見た図。

上から見ると、椎骨の真ん中は空洞で、

その中を脊髄(せきずい)(神経のこと)が通っています。

脊髄は、脳から骨盤までずずずぃーっと伸び、

途中、枝分かれて、椎骨と椎骨の横の隙間を通り抜けています。

腰の部分であれば、

椎骨の隙間を通り抜けた脊髄は、

下半身の筋肉運動や感覚をつかさどる神経になります。

それも、腰の〇番目と〇番目の椎骨の間から伸びている神経が

動かす筋肉や、皮膚感覚の領域は決まっています。

あーっ、この説明、難しいっ!

しかーし、

これを理解していただくと、後で説明する症状のことがよくわかると思います。

先ほどの手描き図を見直してほしいのですが、

椎骨と椎骨の間のクッションの役目をするのが椎間板(肌色の部分)。

この椎間板が変性し、

外傷(外力)、労働、スポーツ、遺伝的要素などが加わって、

椎間板が傷つき、

椎間板の一部分が外にはみ出してしまうのが

『椎間板ヘルニア』。

椎間板の中で、ヘルニアになりやすいのは、腰の椎間板です。

今回は、鍼灸でも治療することのある、

腰の椎間板ヘルニアについてご紹介します。

前置きがひじょーに長くなりました。

すみませ~ん!

やっと本題の入ります。

腰の椎間板ヘルニアの症状としては、

腰痛、下肢痛、下肢の筋力低下やしびれや感覚障害など…。

腰のどの位置の椎間板が、上・下・内・外・右・左のどの方向へ

どのくらいはみ出し、どの程度、脊髄などの神経を圧迫しているか。

それによって、症状の現れる部位や程度、そして症状自体も異なります。

治療としては、

急性期は安静第一。

痛みを和らげるために、

鎮痛薬の服用。

硬膜外ブロック・神経根ブロックなどの注射・注入。

骨盤牽引。

装具療法(コルセットの着用)。

運動療法。

手術など。

症状などの程度によって、治療方法は異なります。

神経への圧迫の程度や症状の程度、日々の椎間板への負担度などにより、

治っていく過程も様々です。

はみ出した椎間板の一部分が自然に吸収されて、

神経への圧迫が減少すれば、症状も和らぎますが、

時間がかかることが多いようです。

筋肉疲労からくる腰痛とは質が違います。

当の本人は、根気強く治そう!という精神力が必要であり、

治療する側はご本人のくじけそうになる心のサポートも

大切だと思います。

久々に難しい内容のブログとなりました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

次回は『椎間板ヘルニア』の鍼灸治療を中心に、

当鍼灸院の治療スタイルをご紹介します。

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