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特集~器官や臓器の症状に働きかけるツボたち⑦~胃

2018年7月24日

胃の中が空っぽなとき、

胃袋の大きさは約200ml。 厚みは約1cm。

食べ物が入ると約1500mlまでふくれ、数mmの薄さになる。

 

 

胃壁の内側には、小さな穴が無数にあり、

胃に食べ物が入ると胃液が分泌される。

胃壁の内側は粘膜、外側は筋肉。

胃壁自体が運動して、食べ物と胃液をよく混ぜ、

だいたい2~5時間かけてドロドロのかゆ状にし、

十二指腸へ運ぶ。

でも、水分なら数十分で腸に行っちゃうよ!

油脂は消化しにくく、8時間かかっちゃうこともある。

だから、揚げ物やラーメンなど脂っこい食事の後に、

胃のもたれるときがあるんだなぁ…。

 

 

食べすぎや飲みすぎ、よくかまずに飲み込んでも、

消化に時間がかかり、胃が疲れきって、

胃もたれや胃痛、胸やけを起こす。

『腹八分目』の量を、よくかんで食べることが、

胃への思いやりなんだなぁ…。

 

 

胃液の中身は99%が水分。

残りの1%は、濃い塩酸(=胃酸)と消化酵素(ペプシン)と粘液。

粘液が胃の粘膜を保護しているから、

濃い塩酸が胃に入ったって、胃壁が傷つかない。

 

 

でも、ストレスなどで胃酸の分泌が高まって、

胃の粘膜が傷つき炎症を起こすことがある。

これが急性胃炎。

炎症が長く続くと、粘膜が委縮し、胃酸の分泌が低下する。

これが慢性胃炎。

さらに進行すると、深部の胃液まで委縮し、

胃壁がペラペラに薄くなっちゃう。

これが萎縮性胃炎。

慢性胃炎も萎縮性胃炎も原因のほとんどは、ピロリ菌の感染。

 

 

胃粘膜がさらに深くはがれ落ち、

一部分が壊死を起こすのが『胃潰瘍』。

みぞおち付近の痛みは食後に多い。

 

 

胃粘膜は健康なのに、胃痛や胃もたれ、

食欲不振などが続く場合は、

『機能性ディスペプシア』かも。

 

 

『ディスペプシア』は『消化不良』という意味。

原因は3つ。

1.何らかの原因で胃のふくらみが悪く、

食べ物が貯めきれず、消化不良を起こす。

2.胃酸への感受性が強く、胃に痛みを感じる。

3.ストレスで胃の働きが鈍くなり、胃がふくらみにくい。

機能性ディスペプシアは若い女性に多い。

 

 

 

 

 

 

 

 

背中の、胃の裏あたりにあるツボ『胃兪 いゆ』。 赤矢印。

もちろん、胃のトラブルを治すツボ。

その外側にあるのが『胃倉 いそう』。 黄緑矢印。

『倉』は、物を貯蔵する所。

胃は一時的に食べたものを貯めるので、この名前がついた。

 

 

 

赤いラインは『足陽明胃経 あし・ようめい・いけい』という経絡。

黒目の下にあるツボ『承泣しょうきゅう』から始まり、

首、体幹、脚の前を通って、

足の人差し指にある『厲兌 れいだ』で終わる。

この上にツボが片側45個のっている。

 

 

経絡の働きは全身に気(=エネルギー)と血(けつ)(=栄養)を送ること。

胃の調子が悪いとき、この経絡上のツボに鍼やお灸をして、

滞った経絡の流れを改善し、気と血を胃にも充分に送り、

症状を緩和させる。

 

 

 

 

 

 

 

黄緑色の矢印は、『鳩尾 きゅうび』というツボ。

みぞおちにあたる。

赤の花丸は、『神闕 しんけつ』というツボ。

おへそにあたる。

みぞおちからおへそまでのラインは、

胃のトラブルでもストレスでもピアノ線のようにピーンと張る。

中央あたりのツボ『中脘 ちゅうかん』(赤矢印)に鍼やお灸をすると、

ピアノ線が緩み、深い呼吸となり、リラクゼーションも得られやすい。

 

 

おおおっ、今日も長いブログになっちゃった。

でも、おまけの話も書いちゃうよ!

 

 

コトーはいつのまにか更年期に入り、

いろーんな機能が衰えてきた。 うっ………。

胃腸力も落ちた気がする!

10年ぶりに胃の内視鏡検査を受けた。

10年前、「ポリープがたくさんあるけど、悪さはしないよ。

イボがたくさんあると思って…」と言われた。

やはり、ポリープは健在だった。

ピロリ菌はなかった。

体のメンテナンスが必要な年頃になったなぁ~。

 


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