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カテゴリー:筋肉

特集~器官や臓器の症状に働きかけるツボたち④~脳・その1

2018年6月24日

 

左側面から見た脳。

前にあるのが前頭葉(ぜんとうよう)(オレンジ)。

上にあるのが頭頂葉(青)。

両側面にあるのが側頭葉(緑)。

後にあるのが後頭葉(ピンク)。

その下に小脳がある。

脳の下には脊髄という神経がくっついてる。

脊髄は、背骨の中央にある空洞の中を通ってる。

 

 

体のあらゆるパーツがスムースに機能できるように、

脳はそれらを監視し、指令を送ってる。

 

 

脳の働き①~反射

 

 

体が受けた刺激は、脊髄を介して脳に伝わる。

刺激の内容によっては、自分の意識とは関係なく、

脳はワンパターンな指令を器官や臓器に送る。

これが反射。

例えば…。

 

 

ドラえもんのどこでもドアを借りて、

半袖、短パンのまま、南極に行ったら、

どんな反射が起こるか…。

皮膚が感じとった冷刺激が、脊髄を介して電気信号で脳に伝わる。

「えらいこっちぁー、急に寒くなったぞー、

皮膚血管!収縮しろーっ!」

脳は脊髄を介して電気信号で皮膚血管に指令を送る。

指令を受け取った皮膚血管が収縮すると、

皮膚血流量が減少し、体からの放熱が抑えられ、

体温が下がらないようにする。

 

 

逆に、南極から南国へワープしたら、どんな反射が起こるか…。

脳の命令で、皮膚血管は拡張し、皮膚血流量が増え、

放熱が亢進し、体温が下がる。

 

 

Aという刺激には必ずA’という反応を無意識に起こし、

Bという刺激には必ずB’という反応を無意識に起こすのが反射。

おーっ、しょっぱなから難しい話…。

今日は最後まで難しいよー!

がんばって、ついてきてぇ~~~!

 

 

脳の働き②~感覚系の統合

 

 

皮膚、目、耳、鼻、舌などの感覚器が受け取った刺激が

脳に伝わり、脳はそれぞれの刺激を統合して、

何が起きているか、どのように行動したらいいか、判断する。

例えば…。

 

 

仕事の帰り道。

どこからかいい匂いがしてきた。

おなかがギュルギュル鳴ってる。

よぉ~し、夕飯はカレーにしよう!

 

 

こんなときは、どんなことが脳で起こっているか…。

鼻が吸い取った匂いが電気信号となって脳に伝わる。

脳は過去のデータから、「これはカレーのにおいだ!」と判断する。

そして、胃、肝臓、小腸や脳で感知した空腹感と相まって、

「カレーが食べたい!」ってなるんだなぁ…。

 

 

鍼灸治療で一番多くかかわる感覚は、『痛み』かな…。

首こり、肩こり、五十肩、肘関節痛、手の腱鞘炎、背中こり、

腰痛、坐骨神経痛、股関節痛、膝関節痛、足関節痛、などなど。

筋肉痛や関節痛、神経痛は、痛みを発する筋肉や、

痛みの原因となる筋肉に、鍼やお灸をする。

例えば…。

 

 

首・肩こりでは、僧帽筋(そうぼうきん)とい筋肉が痛みを発することが多い。

 

 

 

 

 

僧帽筋の上には『肩井 けんせい』というツボがあり、

この部分のコリが強い!

このツボに鍼やお灸をして、滞った血流を改善し、

筋肉の柔軟性を出して、痛みを緩和させるんだなぁ…。

 

 

アプローチする筋肉の上にツボがあればそれを用い、

ツボがなければ、緩みやすいポイントに鍼やお灸をするなぁ…。

 

 

 

 

 

膝の近くにあるツボ『陽陵泉 ようりょうせん』。 赤矢印。

別名『筋会 きんえ』。

筋肉にかかわる症状を治すときのツボなんだよ~ん。

 

 

 

 

 

片頭痛の痛みに対しては、

こめかみや耳周辺のツボにちょこんと短鍼を置く。

この辺りにはツボがいっぱーいあるんだよ。

筋緊張型頭痛でも片頭痛でも首こりや肩こりが強いので、

それらに対するアプローチも大事なんだなぁ…。

 

 

脳の働き③~運動系の統合

 

 

「カレーのルゥーはウチにないなぁ」

「スーパーに寄ってから帰ろう」

そんな意志が脳で決定されると…、

まず目の前の四つ角を右に曲がるためには、

どの筋肉をどんな順番でどれくらいのパワーで活動させて、

どんなふうに体を動かすか…。

運動のプログラムが、脳のあらゆるところで組み立てられる。

そして、統合されたプログラムは運動指令として、

脊髄の運動神経を介して、諸所の筋肉に伝わり、

プログラム通りに筋肉が動くので、

目の前の四つ角をスムースに右に曲がれるんだなぁ…。

 

 

スーパーにたどり着くと、カレーのルゥーを手に取り、

レジへ持っていき…、自宅で鍋に水を入れ…、と

次から次へと続く運動を遂行するために、

脳はひたすら運動のプログラムを作成し、

筋肉へ指令を送っているんだなぁ…。

 

 

ありゃりゃ、ツボの話よりも脳の話がメインになっちゃった。

次回も脳に関する難しい話しになると思うけれど、

おつきあいください!

 

特集~腰痛の鍼灸治療とセルフケア①~原因

2017年12月19日

今年最後の特集ブログのテーマは、『腰痛の鍼灸治療とセルフケア』。

腰が痛くなる原因は様々。

腰部の脊椎や椎間板、靭帯、筋膜、筋肉、神経の損傷や、

老化による変性。腫瘍。炎症。

腰に近い臓器の異常からくる腰痛(=内臓痛)。

慢性的なストレスからくる心因性腰痛。

などなど…。

 

 

今回の特集では、鍼灸治療の対象となりやすい原因を取り上げてみた。

特集ブログ第1弾では、腰痛の原因の1つである『筋肉疲労』について

紹介しちゃうよー!

 

 

何で筋肉は疲労すると、痛くなるんだろうか…。

そんなハテナ?にお答えしよう!

 

 

筋肉に負担がかかり疲労すると、筋肉が硬くなる。

筋肉に酸素や血液を送っている血管が圧迫され、

血流が悪くなり、筋肉の細胞への酸素が不足する。

酸素不足が続くと…

筋肉に痛み物質(乳酸など)がつくられ、痛みが起こる。

痛み物質の影響で筋肉がますます硬くなる。

痛みが慢性化する。

 

 

筋肉が疲労しやすいことって何?

そんなハテナ?にお答えしよう!

 

 

①長時間の同一姿勢

私たちは地球に住んでいるので、

重力に抗して姿勢を保ったり、体を動かしている。

その原動力となるのは筋肉。

同じ姿勢を長く保つってことは、

筋肉を一定の張力で維持し続けるってことで、

筋肉にとっては負担が大きく、疲労しやすい。

 

 

②過度の反復動作

反復動作は特定の筋肉ばかり働くってことで、

長く続けば、その筋肉は疲労してくる。

腰痛持ちさんは、引っ越し作業に気をつけよう!

 

 

③激しい運動や肉体労働

自分の筋肉のスタミナ以上のことをして、

筋肉痛に苦しんだ経験はどなたにもあるのでは…。

 

 

④運動不足

運動不足で筋肉を使わないと柔軟性が低下し、

筋力も低下し、疲労しやすくなる。

 

 

⑤猫背や反り腰

猫背で背筋が休みっぱなしでも、

反り腰で腰の筋肉が緊張しっぱなしでも、

筋肉は硬くなり疲労しやすい。

 

 

⑥体のゆがみ

椅子に座るとき、常にきまった脚の組み方をする。

片側の肩や腕だけで荷物を持つ。

片肘をつく。

片方の歯ばかりでかむ。

そんな非対称な体の使い方は、体のゆがみをつくる。

左右の筋肉のバランスが崩れ、一部の筋肉が極端に疲れる。

 

 

こんなふうに、何気ない生活習慣や体の使い方などで

腰の筋肉は疲労し、腰痛が起こりやすくなるんだなぁ…。

今の時期は、体が冷えて血の巡りがとどここおり、

筋肉は硬くなり、疲労しやすい。

腰痛持ちさんは気をつけて!

 

 

さぁ、今回の特集ブログはボーナス・ブログ!

コトーのブログを読んでいる皆様への感謝をこめて、

ブログに載せる動画を作ったよ!

 

 

 

 

これに取り付ける小道具の作成に手間取り、

ブログの下書き(=動画のシナリオ)が書けないまま

撮影当日となり、撮影がスタート。

昨年の動画撮影と同じ展開になってしまった…。

お灸講座にしても動画にしても、

小道具はできるだけ、ある物で代用している。

この写真は普段どのように使っているかというと…。

 

 

 

 

 

待合室にある鏡のスタンドだよ~ん。

動画で何の代用にしたかは、見てのお楽しみ!

 

 

 

 

 

コトーの鍼灸スタイル~筋肉の言い分…

2017年3月27日

自分たち(=筋肉たち)のほとんどは両端が腱になり、

骨につながっている。

関節を動かしたり、姿勢を保つために生まれてきた。

 

 

苦手なことは同じ姿勢を長時間保つこと。

伸び縮みができないから血流が滞りやすく、

自分(=筋肉)に乳酸などの疲労物質がたまりやすい。

そうなると筋疲労や筋肉痛を起こして、

きついんだなぁ…。

 

 

最近は首や肩、背中の筋肉が大変だよ。

ご主人(=人間)はスマホやパソコンに夢中になって、

自分たちが長時間、一定の張力で働き続け、

ヘロヘロになっていることに気づかない!

 

 

困ることは適度に使ってもらえないこと。

つまり、運動不足。

適度に使わないと硬くやせほそり、筋力も落ちる。

スタミナがなく、疲れやすい。

 

 

普段は背筋も腹筋も休みがちなのに、

首こり・肩こり解消!とか言って、

いきなり『いい姿勢』をとられたって、

自分たちはガチガチに硬くパワーもないんだから無理だよ。

ほぐしながら少しずつパワーをつけてほしいよ…。

 

 

困ることは運動しすぎること。

自分たちにはいくつか種類がある。

心臓や肺を動かす筋肉は24時間無休でも対応できる。

でも関節を動かす筋肉は違う。

適度な休養が必要。

齢を重ねれば筋肉も老化する。

個人差はあるが若い頃とは質が違う。

その頃と同じような運動量をされたら、きつい…。

 

 

困ることは、痛んだ自分たちをしっかり再生してもらえないこと。

自分たち筋肉も細胞からできている。

睡眠中に痛んだ古い細胞は再生される。

ご主人の慢性寝不足のせいで、自分たちは充分には再生されないまま、

朝が来て、働き出す…。

 

 

栄養のバランスを考えずに食事をするご主人にも困る。

ご主人が口から取り込む食事が原料となって、

細胞は再生されるのに…。

 

 

ご主人にお願いしたいこと。

適度に使ってほしい。

適度に休ませてほしい。

この2つをバランスよくこなせたら、

いくつになってもご主人の気持ちに寄り添える筋肉であり続けられる。

 

 

こんなふうに筋肉は思っているのかな…。

筋肉の声に耳を傾け、その声に何とか答えようと、

コトーは鍼やお灸で患者様の体と心を整え、

ときにはストレッチングや簡単な運動、日常生活の工夫などを

アドバイスしている。

 

 

さてさて、当鍼灸院では、4月11日(火)と16日(日)に

『しつこい首こり・肩こり・背中こりをほぐすお灸&ストレッチング』

というテーマでお灸教室を開催する。

前職の理学療法士の知識や技術も活かし、

東洋医学と西洋医学の両面からアプローチ!

もちろん、首・肩・背中の筋肉の声も代弁しちゃうよ!

興味のある方はどうぞご参加ください。

詳しくはお灸教室ページをご覧ください。

 

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