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カテゴリー:体の調節機能

特集 冷え症~2.冷え症と低体温の症状

2012年8月06日

暑いっすねぇ~。

バテていませんか。

エアコンをつけずにいられませんが、

じーっとしていると足元がひんやり。

エアコンの設定温度を上げると、汗が…。

温度設定が難しーい!

さてさて、今日は『冷え』の特集第2弾!

冷えの症状について書いてみまーす!

 

ヒトの体温は、夜間から早朝にかけては低く、日中は高くなります。

その差は、0.5~0.7ぐらい。

日中に体温が上がらず、低体温のままだと

体の新陳代謝が鈍くなり、

体の機能が低下することがあります。

冷え症は、体温の高低にかかわらず、

「手足が冷たい」 「冷房が苦手」などの冷えを感じるのが特徴です。

冷え症の方は、低体温であることも多いようです。

日中も体温が低かったり、長い間冷えがあると、

以下のような体の変化が現れます。

 

1.基礎代謝が低くなる。

『基礎代謝』とは、何もしていない安静時に呼吸や血液循環などで消費されるエネルギーのこと。

ヒトが消費している全エネルギーのうちの60~70%!

活動しているときの消費量よりも多い。

体温が高ければ、じっとしていてもエネルギー消費量がアップ!

逆に体温が低ければ、エネルギー消費量もダウン!

そう、太りやすくなります。

私が冬に体重計に乗らない理由がこれ!

ただ今の私の体温、36.4℃。

まずまずです。

(おっと、話がそれました。)

基礎代謝が低下すると、疲れやすくなったり、体力も低下します。

 

2.内臓の働きが鈍くなる。

体温が低下すると、体全体の臓器の働きも低下しがち。

腸の動きが鈍くなると便秘になったり、

水分の排泄機能が鈍くなると、むくみやすくなったり、

胃の動きが鈍くなると、胃もたれになりやすくなることも…。

内臓だけでなく、気力や集中力の低下など、気持ちにも影響することもあります。

 

3.免疫力が低くなる。

血液の中にある白血球が、体に入ってくる細菌やウィルスなどをやっつけて、

病気から私たちの体を守っています。

体温が低くなると、この白血球の働きが鈍って、

風邪などの病気にかかりやすくなります。

 

4.血行が悪くなる。

低体温でも冷え症でも血行が悪くなると、筋肉も硬くなりがち。

肩こりや腰痛、頭痛などのコリや痛みが出てくることもあります。

 

5.自律神経の働きやホルモンバランスが乱れやすくなる。

体の中で、体温調節をしているのは、脳の視床下部(ししょう・かぶ)というところ。

この視床下部は、自律神経のバランスもとっているので、

低体温では、自律神経も調子をくずしやすくなります。

視床下部は、ホルモンの分泌もつかさどっています。

女性ホルモンのバランスが乱れると、

生理痛や生理不順、月経前症候群(=PMS)が強まったり、

不妊症につながることもあります。

 

以上の症状は、必ずしも低体温や冷えが原因とはかぎりません。

体が冷えるってことが、いろーんなことに影響を与えてはいるようですね。

次回のブログでは、低体温や冷えの原因について書いてみようと思います。

よろしくぅ~!!!

 

体のしくみあれこれ~暑さへの適応

2012年7月16日

蒸し暑い日が続きますが、皆さん体調はいかがですか。

私はエアコンが苦手で、仕事以外では扇風機を使っています。

以前は、『あごからポタポタ汗が落ちる時に温度計を見ると、

室温は30℃!』でした。

これが、私の体の変化の目安で、嫌でもエアコンをつけていました。

最近はちょいと違うようです。

全身から常に汗がにじみ出始め、

温度計を見ると、32℃! 湿度50%!

ここまで室温が上がっているとは気づかず、びっくり!

慌ててお茶を飲み、塩飴をほおばりました。

               *

ヒトは恒温動物(こうおんどうぶつ)といわれています。

外が暑くても寒くても、体内の温度を一定に保ちます。

暑い時は汗がたくさん出て、皮膚の血管が広がることにより、

血流も増加し、体内にこもった熱を外に出すパワーが高まり、

体温の上昇を防ぎます。

               *

また、汗がたくさん出すぎたら、体内の水分や塩分が減ってしまうので、

体の中では、それを防ごう!という反応が起きます。

1.アルドステロンというホルモンが腎臓に働きかけ、

尿として体の外に出る水分の中の

ナトリウム(塩分)の量を減らします。

2.バソプレッシンというホルモンが腎臓に働きかけ、

尿として体の外に出る水分の量を減らします。

3.口の渇きを感じて、水分をとることを促します。

…などなどです。

               *

とはいっても、この体の調節機能にも限界があります。

ガンガン動き回っていなくても、長時間暑い部屋にいると、

先ほどの体温の調節機能が働かなくなり、

体内に熱がどんどんこもって、熱中症になることもあります。

これからの季節、気をつけましょう!

私は、自分の汗のかき方に頼らず、こまめに温度計を見ます!

水分代謝と鍼灸

2012年6月02日

福岡は暑い日が続いていますが、皆さんの住む街はいかがですか。

こんな日のビールは、五臓六腑に染み渡るぅ~、プハーッ!! ですか?

ところで、その五臓六腑をすべて言えますか?

五臓は、肺・心・肝・脾・腎。

六腑は、胃・胆・小腸・大腸・膀胱・三焦(さんしょう)。

三焦?

実は、この五臓も六腑も東洋医学からみた臓器のこと。

三焦は、ヒトの体には実在しません。

東洋医学でいう六腑は、共同して飲食物を消化し、

体に必要なものを取り出し、

必要でないものを体の外に出す作業をしています。

五臓は、六腑が取り出した、体に必要なものから、

気(=エネルギー)、血(けつ)(=栄養)、津液(しんえき)(=水分)を作ります。

               *

おーっ、やっと出てきた、今日のテーマの『水分(=津液)』。

五臓六腑の中で、津液と深く係わっているのが、脾・胃・肺・腎・膀胱。

むくみなどで津液の代謝が滞る時があります。

その理由は様々。

どの臓器の、どのような働きが滞って、津液の代謝が悪くなっているのか…。

それらを見極めることは、鍼灸治療に欠かせません。

五臓六腑に栄養を送っているのは、経絡。

例えば、肺に栄養分を送っている経絡は、

手太陰肺経(て・たいん・はいけい)。

肺の働き(これは東洋医学からみた働きのこと)が落ちて、

津液の代謝が滞っている場合…。

この手太陰肺経の上にのっているツボに鍼やお灸をすることにより、

この経絡の流れを良くして、肺の働きも、津液の代謝も改善します。

               *

もうすぐ梅雨ですね。

むくみのある方は、この時期さらにむくみやすくなることもあります。

ご自分で毎日お灸をしていると、むくみが解消しやすいです。

リハビリの仕事をしていた20代の頃。

内くるぶしがわからないくらい、脚がむくんでいました。

鍼灸師さんにお灸の仕方を教わり、毎日お灸をしていたら、

内くるぶしがわかるようになり、脚も軽くなりました。

今は、

台座灸(だいざきゅう)というお灸が市販されています。

手軽に自宅でお灸ができますよ。

当鍼灸院では、6月12日(火)と17日(日)に、

むくみをテーマにしたお灸教室を開催します。

一緒にお灸をしてみませんか。

詳しくは、左のカテゴリー『お灸教室のご案内』をご覧下さい。

               *

前回といい、今回といい、難しい話となりました。

目に見えない経絡とツボを使って治療する鍼とお灸。

難しくてなかなか説明しきれませんが、と~っても魅力的な治療方法です。

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