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カテゴリー:感覚

体のしくみあれこれ~遺伝・DNA その2

2011年8月15日

お盆はいかがお過ごしでしょうか。

里帰りをして、久しぶりに祖父母・両親・叔父・叔母・兄弟…と

楽しいひとときを過ごされたでしょうか。

「あー、あんた、だんだん〇〇に似てきたねぇ~」

なんて言われませんでしたか。

別々に暮らしているのに、体型やしぐさが似てくる…。

これって遺伝?

前回と今回に渡って、『遺伝』について考えてみました。

               *

前回のブログでご紹介したように、

『遺伝子』は私たちの体をつくっている『細胞』の中の『核』に入っています。

『核』の大きさは、直径数マイクロメートル(マイクロは1000分の1ミリ)。

核の中に大切にしまわれているのは、『DNA(デオキシリボオ核酸)』。

DNAは、長いひも状のもので、

1万分の1に凝縮されて、核の中に入っている。

そのDNAのひもに、ポツン…、ポツン…と点在しているのが『遺伝子』。

細胞が分裂するとき、核の中のDNAは形を変え、

『染色体』という棒状の物体に変身!

この『染色体』に遺伝情報があり、

ヒトの場合、1つの細胞につき、46本の染色体があります。

あ~、説明が難しい!

ここまで頭の中にイメージできましたでしょうか。

               *

雑誌『Newton ニュートン 知りたい!遺伝のしくみ』におもしろいデータが。

自分の染色体の何%が、家族と一致するか。

父母とは50%、

祖父母とは平均25%、

自分の子とは50%、

一卵双生児の兄弟姉妹とは100%、

それ以外の兄弟姉妹とは平均50%、

叔母・叔父とは平均25%、

おい・めいとは平均25%、

いとことは平均12.5%。

染色体が同じということは、遺伝情報も共通ってことです。

いかがですか。

目の前の家族や里帰りしたときの家族との共通点ってありますか。

               *

高校生の頃、駅のホームで電車を待っていると、隣にいる友人が、

「あんたにそっくりな人が前のホームにいる」と教えてくれました。

目を凝らして見ると、私の母。

顔などはっきり見えない距離。

友人は母に会ったこともない。

私はとてもショックだった。

だって、その頃の母はムーミン体型。

私も母の齢にはムーミンになるってこと?

(注:今の母はスリムです)

               *

現在、遺伝子の研究は目覚ましいですね。

身長にかかわる『SHOX (シックス)遺伝子』。

46本の染色体のうちの、X染色体とY染色体に存在!

瞬発力にかかせない『速筋』という種類の筋肉にかかわる『R型のACTN3遺伝子』。

これは11番目の染色体にある。

逆に持久力にかかわる『I型のACE遺伝子』。

これは17番目の染色体にある。

7番目の染色体にある『TAS2R38遺伝子』は、苦味の感度に関与!

ひえーっ!

いろーんなことが染色体の遺伝子情報に基づいている…。

               *

「これって、遺伝だからしかたがない」

そう決め込んでしまったことはありませんか。

また、

「あの環境じゃあ、自分自身(あるいは人)は変わるよねぇ~」

そう思ったことはありませんか。

ヒトの個性が、どれだけ遺伝子の影響を受けているのか…。

どれだけ環境の影響を受けているのか…。

双子の研究によって、だいぶ解明されてきたようです。

この世に生まれて、保育園、幼稚園、小学校、中学校、高校…と、

変化する環境。

自分自身の遺伝的素質はあるものの、

めまぐるしく変わる環境に適応しようと、

私たち人間の心と行動の働きは、柔軟に変化していく…。

環境の影響はとても強いということですね。

しかし、同じ環境下でいる人が、みんな同じような影響を受けることはない。

一人ひとり、各々の遺伝的素質を持つので、

環境から受ける影響も十人十色。

おーっ、なんとも奥深い、『遺伝』と『環境』の関係…。

前回、今回と、難しい話におつきあいいただき、ありがとうございます。

体のしくみあれこれ~遺伝・DNA その1

2011年8月12日

みなさん、お盆休みに入っているのでしょうか。

お盆といえばお墓参り。

といいつつ、私はお墓参りに行っていません。

今の自分があるのは両親のおかげ。

両親は祖父母のおかげ。

祖父母は…。

それなのに、ご先祖供養をしていない。

これではいけないっ!せめても!

と、お盆の時期はご先祖様に想いを馳せます。

私は祖父母と暮らしたことがなく、想い出が少ない…。

曽祖父母がどういう方だったかも聞いたことがない…。

ご先祖様に想いを馳せるのは、相当難しい…。

               *

ところで、

自分が何気なくやってしまった行動に、

「あーっ、これって私がああなりたくないと思っていた母(父)の行動じゃなーい!!」

そう思ったことはありませんか。

長く生活を共にしていたら、似てくることも考えられますが、

「遺伝」という言葉も頭をかすめます。

ということで、このお盆は「遺伝・DNA」について、勉強しなおそーっ!

そう思っちゃいました。

早速、大型書店の医学書コーナーへ。

遺伝に関する本をパラパラめくると、難しい言葉のオンパレード!

ん~~~、パースッ!!

雑誌コーナーへ移動し、

雑誌『Newton ニュートン』の、『知りたい!遺伝のしくみ』をゲット!

この雑誌と生理学の本を現在熟読中。

それらを自分の頭の中ではんすうし、

このブログでもご紹介できるか?!?!

難しいテーマを選んでしまった…。

               *

『遺伝子』は、正確には『DNA』といいますが、

何の略だか知っていますか。

『デオキシリボ核酸』が正式名称。

なんかすぐ忘れてしまいそうな名前ですよね。

このDNA、どこにあると思いますか?

実は細胞の中の『核』の中に入っています。

               *

ヒトの体は約60兆個の細胞からできていますが、

どうもピンときませんよね。

だって、自分の体を鏡に映すと、見えるのは顔・目・耳・鼻・手・足…。

60兆個の細胞はどこ?って感じ。

               *

細胞の大きさは直径1~30マイクロメートル。

マイクロは1000分の1ミリ。

想像がつかない…。

約250種類。

同じ種類の細胞が集まってできているのが、『組織』。

組織って、皮膚の組織だったり、筋肉の組織だったり、

神経の組織だったりします。

これらの組織がきまった並び方で組み合わされたのが、『器官』。

器官って、心臓・肺・胃・腸などの臓器や筋肉・骨・神経などなど…。

それらの器官が集まって一人の人間ができている。

ヒトの体は精密に作られているんですね。

               *

今日は『細胞』のことを語っていたら

あっという間に長文となりました。

次回は、その細胞の中に入っているDNAについてご紹介しまーす!

蚊とかゆみと感覚テスト

2011年7月07日

ブログを書き始めて1年4ヶ月。

今日で208回目。

医学的なことに触れる時は、専門書で確認してから書いていますが、

普段も、???と思ったら、すぐ調べる習慣がつきました。

ブログを続けられるのも、こーいう習慣が身についたのも、

読んでいただいている皆様のおかげ!

感謝!感謝!でございます。

で、今日は感覚の話。

               *

今朝、右のふくらはぎを蚊に刺されました。

かゆみが強烈なので、一ヶ所でないことは確か。

でも何ヶ所刺されているのかわからない!

早くかゆみ止めを塗りたいが、ふくらはぎ全体がものすごくかゆくて、

場所が断定できない!

ぷく~っとふくれてきて、やっと1ヶ所、2ヶ所、3ヶ所と次々確定!

               *

そのときにふっと思い出したのが『にてん・しきべつかく』。

『二点識別覚』と書きます。

西洋医学での、感覚の診かたの1つです。

検査方法はこうです。

検査される方は、目を閉じます。

検査する方は、先の尖ったものを使って、

検査される方の皮膚に、

「2点同時」と「1点」と、ランダムに軽く触れます。

そして、検査される方は、触れたのが2点なのか、1点なのか、答えます。

正確に2点を識別できるか…という検査です。

2点の距離が近いほどわかりにくく、1点しか触れていないような気がします。

ちなみに2点を識別できる最短距離は、

指先で3~6mm、 手のひらや足の裏で15~20mm、

手の甲や足の甲で30mm、 むこうずねで40mmだそうです。

2点を識別できる能力は体の各部位で異なり、

指先は、皮膚の感覚がするどい!ってことですねぇ~。

『3点識別』に関することは、私の持っている本には載っていなかった…。

               *

おととい、左のふくらはぎに3ヶ所、今日は右のふくらはぎに3ヶ所。

ということは、あさっては左のむこうずねを同時に3ヶ所蚊に刺されるってこと?

それはご免こうむりたい!

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