福岡市南区にある女性専門の鍼灸院「レディース鍼灸ことう」のホームページです。主に婦人科疾患・五十肩・肩こり・腰痛などに強みを持っています。

〒815-0071 福岡市南区平和1丁目23-13
グリーンウインズ101号

お問い合わせ

心と体に香るエッセンス…

カテゴリー:感覚

特集~器官や臓器の症状に働きかけるツボたち④~脳・その1

2018年6月24日

 

左側面から見た脳。

前にあるのが前頭葉(ぜんとうよう)(オレンジ)。

上にあるのが頭頂葉(青)。

両側面にあるのが側頭葉(緑)。

後にあるのが後頭葉(ピンク)。

その下に小脳がある。

脳の下には脊髄という神経がくっついてる。

脊髄は、背骨の中央にある空洞の中を通ってる。

 

 

体のあらゆるパーツがスムースに機能できるように、

脳はそれらを監視し、指令を送ってる。

 

 

脳の働き①~反射

 

 

体が受けた刺激は、脊髄を介して脳に伝わる。

刺激の内容によっては、自分の意識とは関係なく、

脳はワンパターンな指令を器官や臓器に送る。

これが反射。

例えば…。

 

 

ドラえもんのどこでもドアを借りて、

半袖、短パンのまま、南極に行ったら、

どんな反射が起こるか…。

皮膚が感じとった冷刺激が、脊髄を介して電気信号で脳に伝わる。

「えらいこっちぁー、急に寒くなったぞー、

皮膚血管!収縮しろーっ!」

脳は脊髄を介して電気信号で皮膚血管に指令を送る。

指令を受け取った皮膚血管が収縮すると、

皮膚血流量が減少し、体からの放熱が抑えられ、

体温が下がらないようにする。

 

 

逆に、南極から南国へワープしたら、どんな反射が起こるか…。

脳の命令で、皮膚血管は拡張し、皮膚血流量が増え、

放熱が亢進し、体温が下がる。

 

 

Aという刺激には必ずA’という反応を無意識に起こし、

Bという刺激には必ずB’という反応を無意識に起こすのが反射。

おーっ、しょっぱなから難しい話…。

今日は最後まで難しいよー!

がんばって、ついてきてぇ~~~!

 

 

脳の働き②~感覚系の統合

 

 

皮膚、目、耳、鼻、舌などの感覚器が受け取った刺激が

脳に伝わり、脳はそれぞれの刺激を統合して、

何が起きているか、どのように行動したらいいか、判断する。

例えば…。

 

 

仕事の帰り道。

どこからかいい匂いがしてきた。

おなかがギュルギュル鳴ってる。

よぉ~し、夕飯はカレーにしよう!

 

 

こんなときは、どんなことが脳で起こっているか…。

鼻が吸い取った匂いが電気信号となって脳に伝わる。

脳は過去のデータから、「これはカレーのにおいだ!」と判断する。

そして、胃、肝臓、小腸や脳で感知した空腹感と相まって、

「カレーが食べたい!」ってなるんだなぁ…。

 

 

鍼灸治療で一番多くかかわる感覚は、『痛み』かな…。

首こり、肩こり、五十肩、肘関節痛、手の腱鞘炎、背中こり、

腰痛、坐骨神経痛、股関節痛、膝関節痛、足関節痛、などなど。

筋肉痛や関節痛、神経痛は、痛みを発する筋肉や、

痛みの原因となる筋肉に、鍼やお灸をする。

例えば…。

 

 

首・肩こりでは、僧帽筋(そうぼうきん)とい筋肉が痛みを発することが多い。

 

 

 

 

 

僧帽筋の上には『肩井 けんせい』というツボがあり、

この部分のコリが強い!

このツボに鍼やお灸をして、滞った血流を改善し、

筋肉の柔軟性を出して、痛みを緩和させるんだなぁ…。

 

 

アプローチする筋肉の上にツボがあればそれを用い、

ツボがなければ、緩みやすいポイントに鍼やお灸をするなぁ…。

 

 

 

 

 

膝の近くにあるツボ『陽陵泉 ようりょうせん』。 赤矢印。

別名『筋会 きんえ』。

筋肉にかかわる症状を治すときのツボなんだよ~ん。

 

 

 

 

 

片頭痛の痛みに対しては、

こめかみや耳周辺のツボにちょこんと短鍼を置く。

この辺りにはツボがいっぱーいあるんだよ。

筋緊張型頭痛でも片頭痛でも首こりや肩こりが強いので、

それらに対するアプローチも大事なんだなぁ…。

 

 

脳の働き③~運動系の統合

 

 

「カレーのルゥーはウチにないなぁ」

「スーパーに寄ってから帰ろう」

そんな意志が脳で決定されると…、

まず目の前の四つ角を右に曲がるためには、

どの筋肉をどんな順番でどれくらいのパワーで活動させて、

どんなふうに体を動かすか…。

運動のプログラムが、脳のあらゆるところで組み立てられる。

そして、統合されたプログラムは運動指令として、

脊髄の運動神経を介して、諸所の筋肉に伝わり、

プログラム通りに筋肉が動くので、

目の前の四つ角をスムースに右に曲がれるんだなぁ…。

 

 

スーパーにたどり着くと、カレーのルゥーを手に取り、

レジへ持っていき…、自宅で鍋に水を入れ…、と

次から次へと続く運動を遂行するために、

脳はひたすら運動のプログラムを作成し、

筋肉へ指令を送っているんだなぁ…。

 

 

ありゃりゃ、ツボの話よりも脳の話がメインになっちゃった。

次回も脳に関する難しい話しになると思うけれど、

おつきあいください!

 

特集~器官や臓器の症状に働きかけるツボたち②~耳

2018年6月04日

 

 

前から見た右耳。

耳から入った音は鼓膜を振るわせ、

耳小骨(じしょうこつ)に伝わる。

耳小骨にはツチ骨とキヌタ骨とアブミ骨があり、

ちっこい筋肉がついてる。

大音響が突然耳に入ったとき、

それらの筋肉はクッションとなり、音量を下げ、耳を守る。

ありがとさーん!

 

 

奥にある蝸牛(かぎゅう)で、音波は電気信号に変えられ、

神経を通って脳に伝えられる。

 

 

耳のもう1つの大きな働きは、バランス感覚。

『三半規管 さんはんきかん』は、3本のループ状の官が根元でくっついてる。

これらには毛をもつ細胞(=有毛細胞)があり、

頭の回転運動を感知する。

頭が回転するとリンパ液が流れるため、

有毛細胞の毛も押されて傾き、

傾き加減で回転運動を感知する。

三半規管の3つのループは互いに直角に位置し、

すべての方向の回転運動を区別する。

うっひょ~!

 

 

 

 

耳のまわりにはツボがいっぱい。

耳のすぐ前には、耳門(じもん)、聴宮(ちょうきゅう)、

聴会(ちょうえ)というツボが縦に並び、

耳の鍼灸治療によく用いられる。

 

 

耳の治療で鍼灸に来られる方は、突発性難聴や耳鳴りが多い。

耳のトラブル時には耳周辺の頭皮や首・肩のこわばりも強くみられる。

それらを改善し血の巡りをよくすることは、

耳の血の巡りの改善にもつながる。

 

 

 

 

耳の上や後ろのツボにはお灸ができないから、

短鍼を頭皮と水平にちょこんと刺す。

しばらく置いても、鍼が入ってる感じがしないよ~ん!

さて、耳に深くかかわる臓器がある。

 

 

 

そら豆じゃないよ。

腎臓。

東洋医学の『腎』と西洋医学の『腎臓』の働きは

若干異なる。

共通なのは尿の生成。

東洋医学の『腎』ではもう1つ大事な働きがある。

それは『成長』。

ヒトのあらゆる器官や臓器を成長させるには、

腎の働きがかかせない。

ということは、腎の働きが衰えると、

器官や臓器の機能の『老化』があらわれる。

難聴や耳鳴りなど耳のトラブルは老化によって生じることもあるので、

腎の機能に働きかけるツボへの鍼灸もかかせない。

 

 

 

 

 

 

 

 

背中には『腎兪 じんゆ』というツボがある。

ここに鍼やお灸をして、臓器の『腎』に働きかける。

 

 

 

 

赤いラインは『足少陰腎経 あし・しょういん・じんけい』という経絡。

この経絡は腎にもつながっているので、

この経絡上のツボを使うこともある。

これは東洋医学の考え方であり、

実際に腎が病んでいることではない。

ご注意を!

 

 

 

 

耳の中にもツボがいっぱい。

『耳は全身の各部位とかかわりがある』と、

東洋医学では考えてる。

耳たぶは頭と顔、耳の端は腕、その内側は脚と体幹、

耳の中央は内臓、と関連してる。

 

 

おっとっとー、ずいぶん話し込んでしまった。

次回は鼻の症状に働きかけるツボたちを紹介するよ~ん。

 

香りの世界をクンクン散歩!

2017年11月25日

 

北九州イノベーションギャラリーで開催中の

『香りのふしぎ展』に行ってきた。

 

 

これはコトーが描いた呼吸器。

鼻の働きは、空気を吸い込み酸素を肺へ送るだけでなく、

空気に混じった『におい』も感知する。

 

 

 

鼻の奥の上部にある嗅上皮(きゅうじょうひ)に、

嗅細胞が500万個集まっている!

嗅細胞で匂いの分子がとらえられ、電気信号化される。

その信号は大脳に送られ、脳は何の匂いか判断する。

 

 

 

ヒトは3000~1万種類の匂いを識別できるらしい。

わぁ~お!

さぁ、匂いの識別に挑戦!

 

 

 

 

 

手前にあるボトルのにおいをかぎ、

7つの食品と照らし合わせてみると…、

ぐふふふふっ。

『カレー』と『コーヒー』を間違えた!

う~ん、たった7種類の識別ができない……。

気を取り直して、次の体験コーナーへ…。

 

 

 

 

 

あっ、かおりちゃんがぶれちゃった。

口元に息を吹きかけると、口の匂いを測定してくれる。

口臭が強すぎて、かおりちゃんに「測定不能!」って言われたら、

チョー恥ずかしいなぁ…。

思いきり息を吹きかけられない…。

ぐふっふ。

結果は合格。

口の中の手入れが行き届いているらしい。

ほっほっほっと。

お次は…。

 

 

 

 

 

はなちゃんの鼻先に足の裏を近づけると、匂いを嗅ぎ分ける。

 

 

 

 

 

しっぽを振って喜んでくれた。

ほっほっほっっと…。

強い匂いだと、ゆっくり倒れるらしい…。

それも見たかったな。

 

 

 

 

 

香りのする名刺づくりコーナー。

リンゴの部分をこするとリンゴの香りがする。

あなただったら、どんな香りのする名刺がいい?

コトーはやはり、モグサの香りかな。

 

 

 

 

 

もぐさの原料はヨモギ。

ヨモギの葉を乾燥させ、ふるいにかけ、

葉の裏にある白い産毛だけをとったものが、上の画像。

産毛は葉の5%しかとれない。

最高級のモグサ。

香ばしい香りがする。

ヨモギ自体の香りは、それほどしない。

産毛に茎や葉が加わると、ヨモギの香りがしてくる。

 

 

 

お灸をするとリラックスするのは、

『温めて血行がよくなる』だけでなく、

『モグサが燃えるときの匂い』の力もある思う。

 

 

 

 

 

これはMAGNOLIA(モクレン)の香り袋。

洋服ダンスの中に入れている。

モクレンは、バラやユリのような強い香りではない。

バニラほどではないが、ほんのり甘い。

森林の木のような、さわやかさもある。

お気に入りの香りに包まれると、

優しい気持ちになれる…。

香りってふしぎ!

 

ご予約・お問い合わせはコチラ!