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カテゴリー:冷え症

特集 冷え症~3.冷えと低体温の原因

2012年8月10日

猛暑が続くとお世話になるのがエアコン。

長く使い続けると気になるのが冷房病、夏の冷え。

今日は、冷えの特集第3弾。

冷えや低体温症の原因についてご紹介します。

 

東洋医学からみた主な原因は4つ。

1.体を温めるエネルギーの不足。

私たちが食事で取り込んだ食べ物は体の中で消化され、

エネルギーとなります。

そのエネルギーは、内臓を働かせたり…、新陳代謝を高めたり…、

体温を一定に保ったり…、と体の全機能の歯車となっています。

ところが、ダイエットで食事の量を減らしたり…、

生まれつき胃腸が弱かったり…、胃腸の働きが落ちて、

食べ物からのエネルギーを十分には取り込めないと、

慢性的なエネルギー不足になり、冷えになることもあります。

 

2.血の巡りが悪い。

食事で取り込んだ栄養分は、主に血液と一緒に血管を通って、

全身を巡ります。

心臓から送られる温かい血液が全身にめぐることで、

体自体も温められます。

そのために、血の巡りが悪いと冷えになることも…。

 

3.余分な水分がたまっている。

むくみやすかったり、汗をかきにくかったり、水分を取りすぎると、

体の中に水分がたまります。

体内のたまった水分は、内臓の熱を奪い、体を冷やします。

エネルギーや血の巡りも悪くなるので、さらに冷え冷え…。

 

4.加齢によるエネルギー不足

年を重ねると、内臓の働きが低下したり、体内に熱をつくる筋肉の量も減ります。

若い時よりもエネルギーが不足し、冷えが生じやすくなります。

 

これらだけでなく、日常の何気ない習慣の積み重ねが

冷えをまねいていることもあります。

①.冷たい飲み物や食べ物を取りすぎている。

②.夏の冷房のきいた室内や寒い冬に、

薄い素材の服や、ローライズパンツ(腰ではくタイプ)をはいている。

③.疲れてくると、余分なエネルギーを消耗しないように、

体の代謝が無意識に低下し始め、体自体が冷えることも…。

④.睡眠不足や忙しい日々が続くと、

体温のコントロールもしている自律神経のバランスが乱れやすい。

⑤.ホルモンの分泌をコントロールしているのは、脳にある視床下部(ししょう・かぶ)。

視床下部は、体温調節の『元締め』。

不規則な生活やストレスなどが長く続くと、この視床下部がダメージを受け、

ホルモンバランスが乱れ、体温調節が低下することも…。

 

だだっと書きましたが、冷えや低体温症になるきっかけは身近にたくさんあります。

次回は日常生活の中での冷え取り方法や、鍼灸治療について書いてみようと思います。

冷えや低体温と長くつきあい困っている方は、お灸がおすすめ!

ご自分でこつこつお灸をして、冷え体質を改善することもできます。

当鍼灸院での8月のお灸教室のテーマは、

『夏の冷えをふせごう!』です。

お気軽にご参加ください。

詳しくは左のカテゴリーの『お灸教室のご案内』をご覧ください。

 

蝉がガンガン鳴いています。

今日も暑さに負けずに、踏ん張っていきましょー!

 

 

特集 冷え症~2.冷え症と低体温の症状

2012年8月06日

暑いっすねぇ~。

バテていませんか。

エアコンをつけずにいられませんが、

じーっとしていると足元がひんやり。

エアコンの設定温度を上げると、汗が…。

温度設定が難しーい!

さてさて、今日は『冷え』の特集第2弾!

冷えの症状について書いてみまーす!

 

ヒトの体温は、夜間から早朝にかけては低く、日中は高くなります。

その差は、0.5~0.7ぐらい。

日中に体温が上がらず、低体温のままだと

体の新陳代謝が鈍くなり、

体の機能が低下することがあります。

冷え症は、体温の高低にかかわらず、

「手足が冷たい」 「冷房が苦手」などの冷えを感じるのが特徴です。

冷え症の方は、低体温であることも多いようです。

日中も体温が低かったり、長い間冷えがあると、

以下のような体の変化が現れます。

 

1.基礎代謝が低くなる。

『基礎代謝』とは、何もしていない安静時に呼吸や血液循環などで消費されるエネルギーのこと。

ヒトが消費している全エネルギーのうちの60~70%!

活動しているときの消費量よりも多い。

体温が高ければ、じっとしていてもエネルギー消費量がアップ!

逆に体温が低ければ、エネルギー消費量もダウン!

そう、太りやすくなります。

私が冬に体重計に乗らない理由がこれ!

ただ今の私の体温、36.4℃。

まずまずです。

(おっと、話がそれました。)

基礎代謝が低下すると、疲れやすくなったり、体力も低下します。

 

2.内臓の働きが鈍くなる。

体温が低下すると、体全体の臓器の働きも低下しがち。

腸の動きが鈍くなると便秘になったり、

水分の排泄機能が鈍くなると、むくみやすくなったり、

胃の動きが鈍くなると、胃もたれになりやすくなることも…。

内臓だけでなく、気力や集中力の低下など、気持ちにも影響することもあります。

 

3.免疫力が低くなる。

血液の中にある白血球が、体に入ってくる細菌やウィルスなどをやっつけて、

病気から私たちの体を守っています。

体温が低くなると、この白血球の働きが鈍って、

風邪などの病気にかかりやすくなります。

 

4.血行が悪くなる。

低体温でも冷え症でも血行が悪くなると、筋肉も硬くなりがち。

肩こりや腰痛、頭痛などのコリや痛みが出てくることもあります。

 

5.自律神経の働きやホルモンバランスが乱れやすくなる。

体の中で、体温調節をしているのは、脳の視床下部(ししょう・かぶ)というところ。

この視床下部は、自律神経のバランスもとっているので、

低体温では、自律神経も調子をくずしやすくなります。

視床下部は、ホルモンの分泌もつかさどっています。

女性ホルモンのバランスが乱れると、

生理痛や生理不順、月経前症候群(=PMS)が強まったり、

不妊症につながることもあります。

 

以上の症状は、必ずしも低体温や冷えが原因とはかぎりません。

体が冷えるってことが、いろーんなことに影響を与えてはいるようですね。

次回のブログでは、低体温や冷えの原因について書いてみようと思います。

よろしくぅ~!!!

 

特集 冷え症~1.夏の冷え

2012年8月02日

もう8月!?!?

今年もあと5ヶ月????

早い~~~~~っ!!!!!

8月のお灸教室のテキストを書かねばねば!

今月のテーマは『冷え症』。

そういえば、ブログで特集を組んだことがあったなぁ…。

下書きを読み返しては見たものの、ないっ!

ときどき、冷え症に関して書いていますが、特集はしていない。

自分の思い込みが悲しい。

……。  ……。  ……。

気を取り直して、『冷え』を特集しまーす!

冷え症の方も、そうでない方も、おつきあいくださーい!

 

中国最古の医学書に、『黄帝内経 こうていだいけい』があります。

その中に、季節ごとの養生について書かれた、

『四気調神大論』という編があります。

ちょいとご紹介します。

 

 

春の3ヶ月間は発陳(はっちん)といい、

古いものを押し出して、新しいものを生み出す季節である。

この時期、ヒトは生まれたばかりのすべてのものと同様に、

体をのびやかに、気持ちは活き活きとさせる。

この養生法に逆らって、

心を緊張させたり、体をしいたげると、病になる。

すぐ発病しなくても、夏が来ると、これが原因となって病となる。

 

夏の3ヶ月を蕃秀(ばんしゅう)といい、

花が咲き栄える季節である。

暑さを嫌うことなく、気持ちは高ぶらせることなく、

愉快にすべきである。

また、満開の花と同様に、

体に入り込む暑さを外に発散させる。

この養生法に逆らって、気持ちをうつうつさせたり、

体の中に熱(=暑さ)をこもらせてしまうと、病となる。

すぐ発病しなくても、秋が来ると、これが原因となって病となる。

自分の苦手な季節を乗り切るには、

その前の季節から、体と心の調子を整えておくことが大切なんですね。

 

 

エアコン嫌いの私ですが、今年の猛暑に頼りっぱなし!

扇風機を併用していますが、足元が冷えていることがあります。

外出先から戻って、冷たい飲食物を取り過ぎるのも、冷えの原因となります。

現代の夏は、

『適度な汗はかくけれど、熱がこもらないようにエアコンでも体温を調整しつつ、

うっかり冷やしすぎた体をそのままにしておかない。』

という、ややこしい季節なのかもしれません。

最近、春と秋が短いですね。

夏が長いと思ったいたら、もう晩秋?

夏の冷えが、冬の冷えにつながっていると思います。

 

根気強く自分でお灸をしていると、冷え体質は変わります。

8月のお灸教室は、19日(日)と21日(火)です。

興味のある方は、左のカテゴリー『お灸教室のご案内』をどうぞ!

さてさて、

次回のグログは、冷え症の症状や原因について、

手作り小冊子を元に書いてみようと思います。

よろしくでーす!

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