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カテゴリー:首こり・肩こり

首こり・肩こり・背中こり・腕こりをほぐす鍼&お灸~その②

2018年3月19日

「首のコリがひどくて、回すとゴリゴリ音がするんです」

「うなじが痛くて、うがいをしたくても上を向けません」

「首から肩にかけて痛くて、後ろを振り向けないんです」

そんな訴えに、

「腰はどうですか」

尋ねると、

「腰の痛みやコリはありません」

そんなふうに答えられる方がほとんど。

でも、背中や腰に触れると、筋肉がガチガチ…。

 

 

 

赤いラインは、『足太陽膀胱経 あし・たいよう・ぼうこうけい』という経絡。

目頭と鼻の間にあるツボ『睛明 せいめい』から始まり、

額、頭頂へと上行し、後頭部、背中、お尻、太ももの後ろ、ふくらはぎと下行し、

足の小指にあるツボ『至陰 しいん』で終わる。

 

 

この経絡は、首こり、肩こり、背中こりが生じる筋肉上でもあり、

これらの症状でも、この経絡の流れがとどこおる。

流れている気(=エネルギー)と血(=栄養分)が不足する。

そんなときは、この経絡上のツボに鍼やお灸をし、

経絡を刺激して、充分に気と血を流し、

カチコチの筋肉の緊張をゆるめる。

ゆるめ方は様々…。

 

 

 

 

 

灸頭鍼は、ツボに置いた鍼の先にモグサをのせ、お灸もする。

鍼の刺激とお灸の輻射熱がツボの奥まで伝わる…。

熱くはない。

ほんわか温かい…。

 

 

 

 

 

置鍼(ちしん)+台座灸。

選んだツボたちに鍼を置き、

その隣に台座灸も置く。

台座灸は、台座の上にモグサがのっている。

底にはシールがつき、ツボから落ちることはない。

 

 

 

 

 

置鍼+棒灸。

選んだツボたちに鍼を置き、

経絡に沿って棒灸もする。

棒灸はモグサを固め、和紙でくるみ、先端に火をつけ、

皮膚から数㎝離して温める。

 

 

 

 

 

鍼が苦手な方には、鍼は使わず台座灸。

 

 

 

 

 

鍼は使わず、棒灸。

お灸が苦手な方は、お灸は使わず、鍼治療。

やり方はいろいろあるよ~ん!

 

 

 

赤いラインは、『手陽明大腸経 て・ようめい・だいちょうけい』という経絡。

人差し指にあるツボ『商陽 しょうよう』から始まり、

肘、肩、首と上行し、

反対側の小鼻の外側にあるツボ『迎香 げいこう』で終わる。

 

 

 

 

 

背中や肩や首のツボに自分ではお灸がしにくいが、

腕にあるツボなら自分でもできる!

当鍼灸院では希望する方に、『自分でするお灸』を指導してるよん!

 

 

鍼灸師コトーの前職は、理学療法士。

20年間、リハビリ(運動療法)に従事してきた。

首こり・肩こり・背中こり・腕こりのセルフ・ケアには、

お灸にツボ押しやストレッチングも加えてほしい!

 

 

 

肩がこったときに、つまみたくなるのは

僧帽筋(そうぼうきん)という筋肉。

中指の先端が当たる部分が『肩井 けんせい』というツボ。

自分ではお灸がしにくいので、

ツボ押しやストレッチングがおすすめ。

 

 

 

うなじや肩がこっているときは、

胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)もこりやすい。

中央には扶突(ふとつ)と水突というツボがある。

ここも自分ではお灸がしにくいので、

ツボ押しやストレッチングがおすすめ!

 

 

3月13日(火)と18日(日)に当院で開催したお灸教室のテーマは、

『首こり・肩こり・背中こりをほぐすお灸&ストレッチング』。

経絡本だけでなく、筋肉本も見てもらいながら、

お灸とツボ押しとストレッチング!

実技が盛りだくさんで、口が回らなくなりそうだったけれど、

楽しかったよ~ん!

 

首こり・肩こり・背中こり・腕こりをほぐす鍼&お灸~その①

2018年3月10日

 

成人の脳の重さは1250~1600g。

けっこう重い。

脳を包んだ頭蓋骨を背骨が支えている。

この理想的な姿勢では、

首の筋肉はそれほど頑張っては働いていない。

 

 

スマホやパソコンなどデスクワークをしていると、

下を向き、頭が前傾する。

背骨の真上に頭が乗っていないので、

首の筋肉が頑張らないと頭を支えられない。

猫背でも同様に頭が前傾するから、

首の筋肉は頑張ってる!

 

 

長時間無理を強いられれば、首の筋肉はこり始め、

さらに無理が続けば筋肉痛の勃発!

 

 

 

首の筋肉はたーくさん!

最長筋もその1つ。

頭蓋骨(後頭部)から背骨と肋骨を結び、

骨盤で終わる、長ーい筋肉。

この筋肉がこると、首(うなじ)だけでなく、

背中や腰までこりこりこり…。

 

 

頑張っているのは首の後ろの筋肉だけじゃない!

気に掛けてもらえないけれど、

首の前にある筋肉だって、頑張ってる!

 

 

胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)もその1つ。

鎖骨と胸骨( 左右の肋骨を結んでいる)から始まり、

耳の後ろの頭蓋骨についている。

 

 

 

前から見ると、胸鎖乳突筋はVの字に見える。

下を向いたり、顎を前につき出すと、

この筋肉はバリバリ頑張る!

 

 

椅子に腰かけたデスクワークだけでなく、

立ち仕事や、寝ながらのスマホ操作や読書でも、

首や肩がこる。

腕と首と肩のつながりって、何だろう…。

 

 

 

腕の骨(水色)は肩甲骨とだけ、1つの関節をつくり、

その関節はたくさんの筋肉で支えられている。

そして、肩甲骨は腕の骨と鎖骨とだけ、2つの関節をつくり、

やはりたくさんの筋肉で支えられている。

鎖骨は肩甲骨と胸骨とだけ、2つの関節をつくり、

やはりたくさんの筋肉で支えれている。

 

 

腕って重いのに、ガシッとした関節に支えられているわけじゃない。

手作業が長引けば、腕の骨や肩甲骨、鎖骨を支える筋肉がこっちゃうんだな…。

 

 

 

あぁ、肩がこった…。

思わずつかみたくなるココ!

筋肉でいうと…。

 

 

 

僧帽筋(そうぼうきん)の中部線維。

背骨から肩甲骨上部についてる。

肩甲骨とその先にある腕を支えている。

この筋肉が常に過緊張し、縮こまってくると、

肩甲骨が上に引き上げられ、

本来なで肩の方も、いかり肩に見えてちゃうんだな…。

僧帽筋には、上部線維と下部線維もある。

 

 

 

僧帽筋の上部線維。

頭蓋骨(後頭部)と首の骨から、鎖骨についてる。

この筋肉は肩甲骨を内側に引き寄せたり、

肩甲骨を安定させる働きがある。

 

 

 

僧帽筋の下部線維。

背骨から肩甲骨上部についてる。

この筋肉は肩甲骨を下に引き下げる働きがある。

 

 

骨と筋肉に注目して首こりや肩こりを考えると、

頭蓋骨、背骨、鎖骨、肩甲骨、腕の骨と、

それらをつなぎ、支え、動かす、たーくさんの筋肉に負担がかかっている。

 

 

う~、う~、う~、今日は専門的な難しい内容で申し訳ない。

噛み砕いて書いたつもりだが、うまく伝わっただろうか…。

首や肩がこっていても、次回のブログもこりずに見てね。

今日の続きだよ~ん!

 

重くのしかかる首こり・肩こり・背中こりに鍼とお灸はいかが?

2017年5月20日

『姿勢が悪いから首や肩がこる』

そんなふうによく言われる。

それなら、いい姿勢ってどんな姿勢?

自分の姿勢をチェックしてみよう!

 

 

壁に踵、お尻、肩甲骨、後頭部をつけて立ってみよう。

軽く膝を曲げてもOK!

腕で壁を押しつけないよう、力を抜いて!

ウエストと壁の隙間は、手のひらが1枚入る程度が理想。

頭や背中が後方に引かれる感じがする場合は、

日頃、猫背かも。

ここで、ツボ・モデル子ちゃん登場!

 

 

 

理想のいい姿勢を横から見ると、

耳たぶ~肩先~大転子(だいてんし)(太ももの骨の頭)~

膝蓋骨の後ろ~外くるぶしの約2cm前、が一直線。

先ほど立ってもらった姿勢。

頭は脳みそが入っているから、けっこう重い。

この姿勢では、重い頭を真下の背骨で支え、

筋肉の負担は少ない。

 

 

猫背になると、背骨よりも頭がせり出すので、

頭を背骨で支えきれず、首・肩・背中・おなかの筋肉で、

重い頭をもち上げることになる。

常にそんな状態だと筋肉が疲労し、

重労働や激しいスポーツをしなくても、

こりや痛みが出ちゃうんだなぁ…。

 

 

手作業をするとき、

首、肩、背中、おなか、肩甲骨周辺、腕の筋肉が総動員で、

『スムースな手作業』に取り組んでいる。

腕だって重い。

簡単なスマホ操作であっても、

長時間になれば筋疲労も半端じゃない。

さあ、筋肉のこり具合を実感してみよう!

 

 

 

立位でも椅坐位でもOK。

テーブルに手のひらをのせ、肩先をつまんでみよう。

 

 

 

 

つまんだのは僧帽筋(そうぼうきん)(オレンジ色)。

頭蓋骨の後面から、鎖骨と肩甲骨についている。

えっ? つまめない?

よっぽど、こっているんだなぁ…。

 

 

 

脇の前に親指をあて、脇の下に他の4本の指をあて、

筋肉をつまんでみよう!

 

 

 

 

つまんだのは大胸筋。

手作業をするときに働く。

えっ? ガチガチ?

頑張って働いているんだなぁ~。

 

 

 

脇の下に親指をあて、他の4本の指を背中にあて、

筋肉をつまんでみよう!

 

 

今、つまんだのは、肩甲骨と二の腕の骨についている筋肉たち。

たーくさんあるので、イラストは省略。

知りたい方は、『特集~肩甲骨の話②~肩甲骨、こっていますか?』を見てね。

手作業が長い、あるいは過酷であると、

ここもガッチガチになりやすい。

 

 

単に首こり、肩こり、背中こり、といっても、

姿勢、骨格、筋肉量、年齢、手作業の内容や程度などによって、

筋疲労を起こしている筋肉や疲労の程度は異なる。

コトーはそれらをチェックし、どの筋肉をどんなふうにほぐすか見定めて、

鍼やお灸をしている。

コリのバックグラウンドに全身疲労や全身の冷えなどがあるときは、

その対応も必須!

 

 

日常生活の中で、こりやすい筋肉の負担を減らさないと、

コリからはなかなか抜け出せない。

鍼やお灸で筋肉がほぐれてきたら、

姿勢や筋肉の使い方の改善も大切。

コトーの前職は理学療法士。

運動麻痺のある方に運動療法を指導してきた。

立ち姿勢や座り姿勢、簡単なストレッチングや運動など、

無理なくやれることをアドバイスしている。

 

 

コリとの付き合いが長いほど、離れるのに時間がかかる。

あきらめずにコリからの脱却に取り組もう!

 

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