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カテゴリー:腱鞘炎

再特集~手の腱鞘炎の鍼灸治療とセルフケア②~手の機能

2019年4月30日

 

 

 

米粒などちっちゃな物を取るときは、

親指と人差し指(あるいは中指)の先端でつまむ。

 

 

 

 

 

直径12㎝のお椀を取るときは、

5本の指を横に開き、がしっと指の腹でつかむ。

 

 

 

 

ペットボトルは親指と他の4本の指で挟んで握る。

 

 

 

 

中味が空になったら、こんなふうに持つかな?

 

 

 

 

 

紙など薄い物を取るときは、親指の腹と人差し指の横でつまむ。

『横つまみ』という。

物の大きさや重たさによって、手はつかみ方を変える。

しかし、親指だけ変えずに『横つまみ』をつらぬく方がいる。

親指の関節を曲げずに物をつかんだり、操作する。

 

 

 

長期間に渡って、その方法をつらぬくと、

親指の筋肉や腱、腱鞘(けんしょう)(=腱を包むサヤ)の負担が大きく、

 

 

 

 

力仕事など過度に指を使うと、親指のCM関節付近が痛くなり、

悪化すると腱鞘炎になっちゃう。

気をつけよう!

 

 

5本の指はとっても器用。

実際に体験してみよう!

まずは、ウチにあるだけのボールペン、シャーペン、鉛筆などを集めよう。

 

 

 

 

 

 

1本の鉛筆を親指と人差し指でつまみ上げた後に、

中指と薬指と小指で握り、

2本目を親指と人差し指でつまみ上げ、

中指と薬指と小指で2本を握り、

3本目を……………………………。

1本ずつまみ上げ、あなたは何本の鉛筆を片手だけに持てるかな?

 

 

 

 

コトーは色鉛筆を36本持てたよ~ん。

 

 

手の機能は『操作』だけではない。

指の感覚はスゴイ!

例えば、ポケットに入ってる小銭が、

1円なのか、5円なのか、10円なのか、100円なのか、

指で触れるだけでなーんとなく、分かるのでは…。

 

 

 

 

これから春キャベツの季節。

重たいほうが葉が詰まってる。

片手で持ち上げて重力感をみる。

う~ん、これは手のひらだけでなく、腕全体で感じとれる機能かな…。

 

 

『作業』に『手』はかかせなく、休むことがない。

だから、ついつい酷使して、痛めて、腱鞘炎になっちゃうこともあるんだなぁ…。

次回は手の腱鞘炎の鍼灸治療とセルフケア方法を取り上げるよ~ん。

お楽しみに~~~!!!

さぁ~て、久しぶりのおまけの話。

 

 

 

 

青春まっさかりの平成元年。

スキー場で昼食中、テレビのニュースで新年号『平成』を知った。

あれから30年ちょっと経ち、

台所で調理中、ラジオのニュースで新年号『令和』を知った。

熟年期を『令和』で過ごすんだなぁ…。

突っ走るだけの体力はもうなく、丁寧に丁寧に生きてこうと思う。

 

再特集~手の腱鞘炎の鍼灸治療とセルフケア①~手の構造

2019年4月23日

透視能力を使って手を見ると、こうなってる。

親指を構成する骨は、基節骨(きせつこつ)と末節骨(まっせつこつ)で、

その2つの間に関節が1つある。

他の4本は基節骨と中節骨(ちゅうせつこつ)と末節骨で、

その3つの間に関節が2つある。

 

 

親指は他の4本より骨が1つ少ないんだよ。

知ってた?

自分の手のひらを見てみよう!

指の横ジワが関節の部分。

親指は他の指よりも横ジワが少ないでしょ?

コトーは解剖学を学ぶまで気づかなかった…。

 

 

手のひらには細長い中手骨(ちゅうしゅこつ)が5本あり、

その根元には小さな骨が8個あり、

総称して手根骨(しゅこんこつ)という。

 

腕の骨は、橈骨(とうこつ)と尺骨(しゃっこつ)の2本。

その2本と手根骨とで、手首の関節をつくってる。

上図の水色の斜め線の部分だよ~ん。

 

いきなり問題!

握りこぶしができる関節はどこかな?

指の根元の骨『基節骨』と、手のひらの骨『中手骨』の間の関節が、

握りこぶしになる関節だよ~ん。

上図のピンク色の斜め線の部分だよ~ん。

 

ちなみに、親指の腱鞘炎を起こしやすい部位は、

CM関節(上図の緑色の斜め線)。

手のひらの、『中手骨』と『手根骨』の間の関節。

この関節は指を曲げても握りこぶしのように盛り上がることもなく、

手のひらの皮膚を見てもシワがあるわけでもなく、

地味な存在だけど、親指の動きにはかかせない関節なんだなぁ~。

 

 

透視能力を軽く使って手を見るとこんな感じ。

手のひらと指の根元には筋肉(赤の部分)がびっちりだが、

指の先についているのは腱(肌色)と、

それを包む腱鞘(けんしょう)(緑色)。

どうなってるかというと…、

 

 

 

『深指屈筋 しんしくっきん』は指を曲げる筋肉。

尺骨という腕の骨の肘下部分から、指の先端にある末節骨についてる。

手首の少し前から筋肉は腱になり、指の骨につく。

ふくらはぎの筋肉は、足首の少し上からアキレス腱になり踵の骨につく。

それと一緒。

指を動かす筋肉が肘から始まってるって、意外でしょ?

筋肉を実感してみよう!

 

 

 

 

 

指先で左肘の内側に軽く触れて、

左指の曲げ伸ばしを繰り返してみよう!

左指を曲げたときに、右指で触れている部分が盛り上がるでしょ?

それが指を曲げる筋肉なんだなぁ…。

 

 

 

ほとんどの筋肉の端っこは腱になり、骨につく。

腱は腱鞘というサヤに包まれ、保護されてる。

筋肉が働くと、筋肉は縮まり、腱は伸ばされ、

腱鞘の中を移動する。

指を酷使して腱が膨隆したり、腱鞘が厚くなると、

腱が動くたびに腱鞘と摩擦を起こし、腱鞘炎になっちゃうんだなぁ…。

腱鞘は指だけでなく手首にもあり、手首の腱鞘炎もある。

 

 

現代はスマホ、タブレット、パソコン操作で

手を酷使してる人が増えてる気がする。

手にトラブルが生じても安静にできないので、なかなか治りにくい。

コトーはひしひし危機感を感じ、再度このテーマで特集を組むことにした。

女性鍼灸師による女性専門鍼灸院≪レディース鍼灸ことう≫では、

5月14日(火)と19日(日)に、

『手の腱鞘炎の痛みをやわらげる、お灸&ストレッチ&サポーターの選び方!』

という講座を設けた。

気になる方はぜひ参加してほしい!

 

 

次回の特集ブログでは『手の機能』を取り上げるよ~ん。

お楽しみに~~~!!!

 

手の親指をいたわろう!腱鞘炎に気をつけよう!

2016年9月28日

皆さん、コトーとじゃんけんをしよう!

ただし、『あいこ』になるように、勘をはたらかせて!

こそっと教えちゃうが、コトーはパーを出すことが多い。

それでは、いくよー!

じゃんけんぽん!

 

 

 

fingers_abductoin_001

素直にパーを出してくれたかな?

じーっと自分の指を見て!

親指は思いきり外側に開いているかチェーック!

 

 

 

fingers_adduction_001

五指を閉じた位置から、

 

 

 

radial_abduction_002

親指をしっかり外側に開いたとき。

人差し指と親指でつくられる最大角度は、約60度。

コトーはちょこっと足りないかな…。

分度器がない方は、いらない紙で二等辺三角形を作ってみよう!

定規があればできるぞ!

 

 

 

 

isosceies_triangle_001

暗くて申し訳ない…。

わかるかなぁ…。

垂直に交わる線を書き、

縦線の4㎝のところに、定規の『0』の目盛りを当て、

定規の『8』の目盛りと横線が交わるところまで、

斜めの線を引こう!

ほ~ら、二等辺三角形のできあがり!

ハサミで切ろう!

 

 

 

radial_abduction_003

ありゃぁ、ピンボケ!

一番長い線(斜めの線)を人差し指に当てよう!

一番短い線と親指が平行かな?

 

 

ややこしいことにつきあってもらい、ありがとさーん!

コトーの前職は理学療法士。

仕事では、患者さんの関節可動域テストもする。

鍼灸師になった今でも、目分量ではあるが、

関節の可動範囲をチェックしちゃう!

親指が充分に開きにくい人が増えたなぁ…。

何年も前から感じている。

 

 

親指は、モノを握る、つまむ、持つ…など手作業にはかかせない。

その際、親指は人差し指側に引き寄せる動きが多く、

外側に大きく開く動きは少ない。

ドッジボールやハンドボールなど大きめのボールを片手で投げる、

ピアノなどの鍵盤を弾く…。

親指を思いきり開いたままの操作って、なかなか思い浮かばない。

 

 

 

palm_muscle_tendon_003

おぅっ! 久しぶりのグロテスクな手描き図(手のひら)。

またまた、暗くて申し訳ない…。

赤は筋肉。肌色は腱。緑は腱鞘(けんしょう)。

青で囲んだのが、親指を人差し指側に引き寄せる筋肉。

この筋肉が硬く伸びにくくなると、親指は充分には開かない。

 

 

親指を充分に開く動作が極端に少なく、

人差し指側に引き寄せる動作ばかりを酷使する。

長年のワンパターンな動かし方が原因かな???

コトーは推測する。

 

 

そんな状態のまま指を酷使し続けると、

親指の腱鞘炎になることもある。

そして、親指の痛みや動かしにくさを放置すると、

それらをかばって、

手首や肘、肩、首の筋肉までこり、痛みがでることもある。

 

 

 

daizakyu_tisin_yk_001

*鍼&台座灸*

 

 

kyutousin_yk_001

*灸頭鍼*

 

 

 

当鍼灸院では、カッチコッチになった筋肉に鍼やお灸をして、

筋肉をゆるめ、痛みをやわらげながら、

関節の動かせる範囲を広げる。

そうなっても、

不自然な親指の動かし方がしみついていると、

動かし方が変わらない人も多い。

それを修正しないと、再度痛める可能性もある。

正しい動かし方を指導し、再学習してもらうことも大切。

 

 

ワンパターンってクセもの。

ときには負けてもいいから『パー』をだそう!

 

 

そういえば、手の腱鞘炎をテーマに、

ブログを特集したことがあったなぁ~。

げげっ、もう2年も前になる。

最終話では動画も載せたなぁ…。

動くコトーを見たってしょーもないけれど、

気合を入れた内容なので、ぜひ読んでみてくたさい!

『特集~腱鞘炎の話①~⑤』です!

 

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