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カテゴリー:腱鞘炎

手の親指をいたわろう!腱鞘炎に気をつけよう!

2016年9月28日

皆さん、コトーとじゃんけんをしよう!

ただし、『あいこ』になるように、勘をはたらかせて!

こそっと教えちゃうが、コトーはパーを出すことが多い。

それでは、いくよー!

じゃんけんぽん!

 

 

 

fingers_abductoin_001

素直にパーを出してくれたかな?

じーっと自分の指を見て!

親指は思いきり外側に開いているかチェーック!

 

 

 

fingers_adduction_001

五指を閉じた位置から、

 

 

 

radial_abduction_002

親指をしっかり外側に開いたとき。

人差し指と親指でつくられる最大角度は、約60度。

コトーはちょこっと足りないかな…。

分度器がない方は、いらない紙で二等辺三角形を作ってみよう!

定規があればできるぞ!

 

 

 

 

isosceies_triangle_001

暗くて申し訳ない…。

わかるかなぁ…。

垂直に交わる線を書き、

縦線の4㎝のところに、定規の『0』の目盛りを当て、

定規の『8』の目盛りと横線が交わるところまで、

斜めの線を引こう!

ほ~ら、二等辺三角形のできあがり!

ハサミで切ろう!

 

 

 

radial_abduction_003

ありゃぁ、ピンボケ!

一番長い線(斜めの線)を人差し指に当てよう!

一番短い線と親指が平行かな?

 

 

ややこしいことにつきあってもらい、ありがとさーん!

コトーの前職は理学療法士。

仕事では、患者さんの関節可動域テストもする。

鍼灸師になった今でも、目分量ではあるが、

関節の可動範囲をチェックしちゃう!

親指が充分に開きにくい人が増えたなぁ…。

何年も前から感じている。

 

 

親指は、モノを握る、つまむ、持つ…など手作業にはかかせない。

その際、親指は人差し指側に引き寄せる動きが多く、

外側に大きく開く動きは少ない。

ドッジボールやハンドボールなど大きめのボールを片手で投げる、

ピアノなどの鍵盤を弾く…。

親指を思いきり開いたままの操作って、なかなか思い浮かばない。

 

 

 

palm_muscle_tendon_003

おぅっ! 久しぶりのグロテスクな手描き図(手のひら)。

またまた、暗くて申し訳ない…。

赤は筋肉。肌色は腱。緑は腱鞘(けんしょう)。

青で囲んだのが、親指を人差し指側に引き寄せる筋肉。

この筋肉が硬く伸びにくくなると、親指は充分には開かない。

 

 

親指を充分に開く動作が極端に少なく、

人差し指側に引き寄せる動作ばかりを酷使する。

長年のワンパターンな動かし方が原因かな???

コトーは推測する。

 

 

そんな状態のまま指を酷使し続けると、

親指の腱鞘炎になることもある。

そして、親指の痛みや動かしにくさを放置すると、

それらをかばって、

手首や肘、肩、首の筋肉までこり、痛みがでることもある。

 

 

 

daizakyu_tisin_yk_001

*鍼&台座灸*

 

 

kyutousin_yk_001

*灸頭鍼*

 

 

 

当鍼灸院では、カッチコッチになった筋肉に鍼やお灸をして、

筋肉をゆるめ、痛みをやわらげながら、

関節の動かせる範囲を広げる。

そうなっても、

不自然な親指の動かし方がしみついていると、

動かし方が変わらない人も多い。

それを修正しないと、再度痛める可能性もある。

正しい動かし方を指導し、再学習してもらうことも大切。

 

 

ワンパターンってクセもの。

ときには負けてもいいから『パー』をだそう!

 

 

そういえば、手の腱鞘炎をテーマに、

ブログを特集したことがあったなぁ~。

げげっ、もう2年も前になる。

最終話では動画も載せたなぁ…。

動くコトーを見たってしょーもないけれど、

気合を入れた内容なので、ぜひ読んでみてくたさい!

『特集~腱鞘炎の話①~⑤』です!

 

特集~腱鞘炎の話⑤~手のしくみ②

2014年11月30日

手の腱鞘炎になると、痛みのために

手指や手首の動きが制限され、

仕事や家事、育児など日常生活が不自由になります。

しびれを伴うと、感覚も鈍くなります。

特集ブログ『腱鞘炎』の最終回は、『手の感覚』について書いてみます。

 

手は、『にぎる』『つかむ』『つまむ』『はなす』『押す』『引く』など

物を操作するのにかかせません。

また、私たちは手の感覚にもずいぶんたよっています。

 

例えば、ポケットの中の小銭を取り出すとき。

ポケットの中を見なくても、

取り出したい小銭をつかむことができますね。

指の腹の皮膚感覚で、小銭の大きさ、厚さ、形を判断しています。

腱鞘炎でしびれが強いと、このような場面で小銭が識別できません。

 

例えば、数種類の紙の厚さを確かめるとき。

親指と人差し指で紙をはさみ、厚さの違いを見極めますね。

これも皮膚感覚を使っています。

 

例えば、スーパーでキャベツを買うとき。

丸ごとのキャベツは、どれくらい葉がつまっているか、

見ただけではわかりません。

いくつかのキャベツを手のひらにのせ、

一番重く感じたものを購入しますね。

物の重さを感知する受容器は、関節、筋肉、腱にあります。

はかりがなくても、おおまかに『重さ』を感じとれます。

 

このように手の働きは多岐に渡ります。

手にトラブルが生じると、不便になることも多岐に渡ります。

仕事でパソコン、プライベイトでスマートフォンを

長時間操作している方が多いのでは…。

手のだるさを感じたら、腱鞘炎にならないように、

手を休ませてほしいな…と思います。

 

 

さぁ~て、特集ブログ『腱鞘炎の話』を動画にしました!

撮影したのは、当鍼灸院のホームページ、パンフレットなどの写真を

撮ってきた素人撮影隊。

動画、初挑戦です!!!

 

撮影当日。

カメラマンとモデルから、「どんなふうに撮るの?」と聞かれても、

特集ブログ執筆途中のコトーはしどろもどろ…。

初挑戦なのに、台本なし。

「まっ、とにかく撮ってみよう!」と二人にうながされ、スタート!

 

1回目は25分もかかってしまいボツ。

目標5分。

どうやって5分の1にするぅ~~~!

コトーが必死に考えていると、

「とにかくもう1回撮ってみよう!」

2人にせかされる…。

容赦ない2人…。

 

5分の壁は厚い!

話し手のコトーはどんどんテンパる…。

8回目の収録直後、コトーは思わずカメラマンに話しかける。

何と言っているかは、動画をどうぞ…。

 

 

特集~腱鞘炎の話④~治療方法

2014年11月22日

特集ブログ『腱鞘炎』!

4回目の今日は、腱鞘炎の治療方法について書いてみます。

 

 

西洋医学の治療は、症状の程度によって異なります。

初期の段階では痛みやしびれが生じ、

消炎鎮痛剤やビタミンBの内服薬が処方されます。

炎症を起こしているので、手の安静も大事です。

手の装具をつけることによって、

炎症を起こしている部位を固定し、

炎症を抑える方法もあります。

痛みやしびれが強い場合は、ステロイド注射を行います。

炎症が強く長く続き、

筋肉の委縮や指の運動制限が著明になると、

手術療法をすすめられます。

 

 

手の腱鞘炎は女性に多く、

女性専門の当鍼灸院にも、手の痛みに悩んでいる方が来られます。

手を酷使する原因は仕事や家事、育児であることが多く、

それらを回避することはなかなかできません。

痛みを我慢しながら手作業を続けると、

手の使い方が不自然になり、

腕や肩、首、背中の筋肉までこわばってきます。

また、反対の手を使うことも多くなり、

反対の手や腕の筋肉疲労もみられます。

 

 

鍼灸治療では痛む部位だけでなく、

腕、肩、首、背中、そして反対の手や腕にも鍼やお灸をしています。

また、手の痛みやしびれ、動かしづらさが続くと、

ストレスもたまります。

心もリラックスできるような鍼灸や声掛けを心がけています。

 

 

私は鍼灸師になる前、

運動療法を行う理学療法士を20年間してきました。

腱鞘炎の手と、反対の手の使い方を評価しますが、

両手とも、手に負担がかかる使い方、動かし方をしている方が多いです。

そのクセを治し、

硬くなりがちな手の筋肉のストレッチをまめにすることは、

腱鞘炎を治し、ぶり返さないために大切だと思います。

 

 

仕事や家事、育児など手の負担のかかる作業をしているときに、

テーピングやサポーター、装具をすることもおすすめです。

 

 

taping_001

*手首のテーピング*

 

これは、手首周辺の痛みに対してのテーピングです。

固定力が弱く、強い痛みには合いませんが、

手作業の妨げにはなりません。

 

 

 

腱鞘炎の治療で、当院に来られていたNさんにサポーターと装具を借りてきました。

 

 

hand_brace_001_01

*手の装具① 手の甲側*

 

 

*手の装具① 手のひら側*

*手の装具① 手のひら側*

 

 

*手の装具② 手の甲側*

*手の装具② 手の甲側*

 

 

*手の装具② 手のひら側*

*手の装具② 手のひら側*

 

支柱つきのがしっとした装具は固定力が強く、

痛みが強いときや、夜間の就寝用におすすめです。

 

 

 

*手のサポーター① 手の甲側*

*手のサポーター① 手の甲側*

 

 

*手のサポーター① 手のひら側*

*手のサポーター① 手のひら側*

 

 

*手のサポーター② 手の甲側*

*手のサポーター② 手の甲側*

 

 

*手のサポーター② 手のひら側*

*手のサポーター② 手のひら側*

 

支柱がなく、柔らかい素材でできたサポーターは

手作業をするときにおすすめです。

どれもネットで購入できます。

靴と同じで、しばらく使ってみないと使い心地はわかりません。

Nさんは自分に合わないものもあり、

たくさんの種類のサポーターなどを購入していました。

 

 

写真のサポーターや装具は、

前回のブログで書いたドゥケルバン病(親指の腱鞘炎)や

手根管症候群用のものです。

弾発指(バネ指)は指の腱鞘炎なので、

指を固定する装具があります。

 

 

先ほど述べた手のクセを治す運動療法や

手の筋肉のストレッチの指導、装具療法の専門家は

作業療法士です。

気になる方は手の専門の整形外科へ…。

 

 

腱鞘部分が腫れたり、

痛みやしびれが強かったり、

指が動かせなかったり…。

症状が悪化してから鍼灸に来られる方もいます。

そんな症状の方には手の専門の整形外科の受診をすすめています。

手術をすすめられそうで怖いでしょうが、

腱や腱鞘の状態を把握することは、とっても大切です。

 

 

手を使いながら治療をするので、腱鞘炎の治療は長引くことがあります。

気落ちしがちですが、あきらめずに根気強く治療に臨んでほしいと思います!!!

 

 

おおっ、今日も長いブログとなりました。

お伝えしたいことがたくさんあり、まとめるのが大変でした…。

うまく伝わったかな…。

 

 

次回は特集ブログ『腱鞘炎』の最終回!

書くタイミングをのがしたことをお伝えします。

よろしくです!

 

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