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心と体に香るエッセンス…

カテゴリー:五十肩

特集~肩甲骨の話③~隣の鎖骨

2015年5月28日

skeleton_002_02

 

これは、前面から見た上半身。

腕の骨(水色)は肩甲骨(灰色)とだけ関節をつくっている。

肩甲骨は重い腕を支えているのに、

背骨や肋骨とは関節がない。

体の中枢である体幹と肩甲骨をつないでいるのは、

鎖骨(緑色)だけ!

鎖骨は左右の肋骨の間にある胸骨(ピンク色)と

関節をつくっている。

目立たないけれど、鎖骨もがんばっている!

そんな鎖骨を今日はご紹介しよう!

 

 

clavicula_001

 

これは、上から見た鎖骨。

S字状に湾曲している。

素朴な形…。

 

shoulder_001

shoulder_flexion_001

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

腕を思いきり上げると、肩甲骨は外側に動き、

鎖骨外端は挙上する。

腕の動きに伴って鎖骨外端は、

最大、上方に10cm、下方に3cm、前方に10cm、後方に3cmも動く!

気づかないよねぇ~。

 

 

鎖骨にも筋肉がたくさんついている。

たとえば…、

 

trapezius_and_levator_scapulae_002

 

肩を引き上げる筋肉、僧帽筋(そうぼうきん)(オレンジ色)。

頭蓋骨の後頭部から鎖骨についている。

 

 

たとえば…、

sternocleidomastoideus_001

 

下を向くときに働く筋肉、胸鎖乳突筋(きょうさ・にゅうとつきん)。

鎖骨と胸骨から、頭蓋骨の横についている。

 

 

さあ、皆さん、鎖骨についている筋肉がこっているか、

チェックしてみよう!

tms_m_pectoralis_major

親指を鎖骨の下に、他の4本の指を脇の下に当て、

つまんでみよう!

 

pectoralis_major_001

 

コリコリした筋肉は、大胸筋(だいきょうきん)。

鎖骨と肋骨から腕の骨についている。

腕を持ち上げたまま内側に動かす筋肉。

この筋肉は手作業をするときによく使うから、

こりやすい。

 

acupuncture_points_clavicula_001

 

オレンジ色の丸は、鍼やお灸で使うツボ。

首こりや肩こり、五十肩のときに、

鎖骨周辺のツボへの鍼やお灸もかかせない。

鎖骨についている筋肉がほぐれると、

首や肩、腕が動かしやすくなるよん!

 

 

おぉーっ、今日のブログでは手描き絵9枚!

たまには絵ばっかりのブログを描いてみよう!と思い立ち、

『肩甲骨』をテーマに特集を組んでみました。

けなげに働く肩甲骨と鎖骨のことが皆さんに伝わったでしょうか。

毎度、毎度、難しい専門的な話におつきあいいただき、

本当に、ほんとうに、ホントーに、ありがとうございます!

 

特集~肩甲骨の話②~肩甲骨、こっていますか?

2015年5月23日

首コリや肩コリ、背中コリは感じても、

肩甲骨のコリって感じにくい…。

では、肩甲骨がこっているか、チェックしてみよう!

 

tms_m_trapezius

まず、肩を触ってみよう!

 

 

trapezius_middle_fibers_001

この絵は、背中。

コリコリしているのは、僧帽筋(そうぼうきん)の真ん中の部分。

背骨から肩甲骨の上部についている筋肉!

 

 

 

この筋肉をぺらっとめくると奥にあるのは…、

 

suprasprinatus_001

肩甲骨の上部から腕の骨についている筋肉、

棘上筋(きょくじょうきん)!

 

tms_m_infraspinatus

次に、脇の下の筋肉をつかんでみよう!

脇の下に親指をあて、他の4本の指は背中に!

肩甲骨から腕の骨につく筋肉は、

先に挙げた『棘上筋』を含めて6つもある。

これらの筋肉が硬くなると、コリコリは分厚い。

 

 

latissimus_dorsi_and_teres_major_001

オレンジ色の広背筋(こうはいきん)は、

骨盤と背骨と肩甲骨の下部から、腕の骨についている。

骨盤から腕までつながっている筋肉は、これだけ。

すっごーい、でっかーい!

青色の筋肉は大円筋(だいえんきん)。

肩甲骨の下部から腕の骨についている。

 

 

infraspinatus_and_teres_minor_001

オレンジ色は棘下筋(きょくかきん)。

肩甲骨(中央ー下部)から腕の骨についている筋肉。

肩甲骨に薄くついているが、こりやすい。

その奥にひそんでいるのが小円筋(しょうえんきん)。

肩甲骨の外側から腕の骨についている。

 

 

subscapularis_001

肩甲下筋(けんこうかきん)はどこについてる?

この絵は体幹を前から見たもの。

右の上部肋骨が取り外され、奥の肩甲骨が見える。

肩甲骨前面から腕の骨についている筋肉は、肩甲下筋だけ。

肩甲骨と肋骨の間には指が入らないから、

この筋肉は脇の下でしか触れることができない。

こんなところにも筋肉があるんだなぁ~。

 

 

accupuncture_points_back_001

オレンジ色の点は、鍼やお灸で用いるツボ。

肩甲骨まわりにもいっぱいある。

首こりや肩こり、背中こりだけでなく、

肩関節の動きが制限される五十肩のときにも

肩甲骨周辺への鍼やお灸はかかせない。

自分の目には入らない肩甲骨の存在を忘れないでほしいなぁ~。

 

 

さて、ここでちょっとお知らせです。

6月と7月に3か所でお灸講座の講師をする予定です。

粕屋郡宇美町働く婦人の家 し~ず・うみ 主催のお灸講座は、

6月16日(火)と7月7日(火)の全2回。

2回にわたって講座をするのは初めて!

楽しみです。

西日本リビング新聞社主催のお灸講座は、6月30日(火)。

昨年に引き続き、今年も声を掛けていただきました。

ありがたいです。

太宰府市いきいき情報センター主催のお灸講座は、7月28日(火)。

こちらも昨年に引き続き、今年も予定しています。

お灸伝導師コトーは、かっ跳びますよー!

どの講座も市・町外の方も参加できます。

どうぞお気軽にご参加ください。

詳しくはトップページのお知らせをご覧ください。

 

ブログは、次回も肩甲骨の話が続きます。

地味な話ですが、おつきあいください!

 

五十肩の鍼灸治療に用いるツボ『消濼(しょうれき)』

2014年3月29日

社会人の皆さん、消しゴムって頻繁に使いますか?

コトーは一週間前に消しゴムを失くしました。

毎日何回も、消しゴムのあった引出しを覗いては、

「あっ!消しゴムを失くしたんだ…」と思い出し、

消しゴムの存在の大きさが身に染みています…。

こんなにボールペンよりもシャーペンを使っていることに、

驚きました。

 

とうとう近くの文房具屋さんに買いに行きました。

がっ!

お気に入りの消しゴムは置いていませんでした。

「あ~、当分消しゴムのない不便さを感じるのかぁ…」

そう思いながら、目の前の物を覗きこんだら、あったぁ~~~!!!

 

2014_03_28_001

 

どこにあったと思いますか?

 

2014_03_28_002

 

ペン立ての底にうずくまっていました…。

 

前置きが長くなりましたが、

今日は、消しゴムの『消』の漢字がつく、

『消濼 しょうれき』といツボをご紹介します。

 

このツボは、『手少陽三焦経 て・しょうよう・さんしょうけい』という

経絡の上にあります。

 

tms_triple_energizer_meridian

 

赤いラインが『手少陽三焦経』。

手の薬指から始まり、腕の後面を上り、

肩・首・側頭部を経て、眉毛の外側で終わります。

 

肩と肘の中央に、『消濼』というツボがあります。

五十肩では、このあたりの筋肉がスジのように

カチコチになることがあります。

当院では、このツボに『鍼+棒灸』

あるいは、『灸頭鍼 きゅうとうしん』をします。

 

boukyu_tisin_yi

kyutousin_yi

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

五十肩の治療には、肩関節の運動はかかせませんが、

鍼やお灸で血行を促し、スジ張った筋肉を柔らかくすると、

痛みが軽減し、肩関節の運動がしやすくなりますよ。

 

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