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カテゴリー:整形外科

『五十肩と寝る姿勢の関係性』と『五十肩の鍼灸治療』

2019年1月26日

どちらか一方の横向きで長時間寝る(=片寝)と、

体の重みで下側の腕の筋肉と血管が圧迫され続け、

血管障害を起こすことがある。

中年になると筋肉も血管も関節も老化し始める。

より血管障害を起こしやすく、

片寝が原因で腕まわりの筋肉のこりや痛み、

つまり『五十肩』になりやすい。

久しぶりにツボ・モデル子ちゃん登場!

 

 

 

赤い部分は三角筋。

腕のつけ根から、二の腕の半分ぐらいまで、、がばっ!とくっついてる。

片寝では三角筋が一番圧迫されやすいので、

五十肩でこの筋肉の痛みを訴える方は多い。

三角筋は腕をどの方向に動かしても働く筋肉だから、

よけい痛みを感じるんだなぁ…。

 

 

脇の下には6個の筋肉があり、肩を動かすときに活躍してる。

これらの筋肉が、分厚いステーキ状に硬くなるとどうなるか…。

腕を上げようとするときに脇の下が開きにくくなる。

無理に上げようとすると、

上げるときに働く三角筋に負荷がかかり、

三角筋はさらにダメージを受けるんだなぁ…。

 

 

あなたの脇の下に、分厚いステーキは潜んでる?

チェックしてみよう!

 

脇の下の根元に親指を当て、他の4本の指を背中に当てる。

がしっ!とつまむと、そこにあるのは、

肩甲骨と二の腕をつなぐ6個の筋肉。

柔らかいかな?

もう1ヶ所チェーック!

 

親指を鎖骨の下に、他の4本の指を脇の下の根元に当て、

つまんでみよう!

そこにあるのは、『大胸筋 だいきょうきん』。

この筋肉が硬く縮こまっても、腕は開きにくい。

このあたりの筋肉や関節運動のことを詳しく知りたい方は、

2015年5月のブログ『特集~肩甲骨の話①~③』を見てね~ん。

 

 

肩甲骨や二の腕、鎖骨、背骨を支え動かす筋肉が、

肩関節の動きにかかわる。

五十肩では、それらの動き方を評価して、

問題のある筋肉たちを探し出し、

それら1つ1つに、鍼とお灸でアプローチするんだよ~ん。

血流を改善し、筋肉の柔軟性を呼び起こし、

こりや痛みを緩和させ、肩関節の可動範囲を広げる。

 

 

 

 

おすすめの手法は『灸頭鍼 きゅうとうしん』。

鍼を置いて、その先端にモグサをのせお灸もする。

鍼の刺激とお灸の輻射熱のW効果。

肩の奥にある筋肉でもピンポイントで緩めることができるよ!

 

 

痛みの原因が片寝である場合は、

もちろん寝る姿勢を考慮しないとなかなか治らない。

五十肩には仰向けが一番いい。

しかし、腰痛持ちさんは仰向けでは腰の負担が大きいこともあるので、

気をつけて…。

 

 

また、忘れがちなのが敷布団のフィット感。

痩せている方は硬めの敷布団では圧が強すぎる。

逆にふくよかな方は柔らかめの敷布団では沈み込みすぎる。

敷布団は消耗品。

快眠本によると、マットレスの寿命は7~10年、

敷布団は3~5年らしい。

コトーの使ってる敷布団兼用マットレスは10年目に突入。

長時間片寝をすると、下側の肩と太ももの横が痛い。

ヘタってきたなぁ…。

買い替えどきなんだなぁ…。

 

首こり・肩こり・背中こり・腕こりをほぐす鍼&お灸~その②

2018年3月19日

「首のコリがひどくて、回すとゴリゴリ音がするんです」

「うなじが痛くて、うがいをしたくても上を向けません」

「首から肩にかけて痛くて、後ろを振り向けないんです」

そんな訴えに、

「腰はどうですか」

尋ねると、

「腰の痛みやコリはありません」

そんなふうに答えられる方がほとんど。

でも、背中や腰に触れると、筋肉がガチガチ…。

 

 

 

赤いラインは、『足太陽膀胱経 あし・たいよう・ぼうこうけい』という経絡。

目頭と鼻の間にあるツボ『睛明 せいめい』から始まり、

額、頭頂へと上行し、後頭部、背中、お尻、太ももの後ろ、ふくらはぎと下行し、

足の小指にあるツボ『至陰 しいん』で終わる。

 

 

この経絡は、首こり、肩こり、背中こりが生じる筋肉上でもあり、

これらの症状でも、この経絡の流れがとどこおる。

流れている気(=エネルギー)と血(=栄養分)が不足する。

そんなときは、この経絡上のツボに鍼やお灸をし、

経絡を刺激して、充分に気と血を流し、

カチコチの筋肉の緊張をゆるめる。

ゆるめ方は様々…。

 

 

 

 

 

灸頭鍼は、ツボに置いた鍼の先にモグサをのせ、お灸もする。

鍼の刺激とお灸の輻射熱がツボの奥まで伝わる…。

熱くはない。

ほんわか温かい…。

 

 

 

 

 

置鍼(ちしん)+台座灸。

選んだツボたちに鍼を置き、

その隣に台座灸も置く。

台座灸は、台座の上にモグサがのっている。

底にはシールがつき、ツボから落ちることはない。

 

 

 

 

 

置鍼+棒灸。

選んだツボたちに鍼を置き、

経絡に沿って棒灸もする。

棒灸はモグサを固め、和紙でくるみ、先端に火をつけ、

皮膚から数㎝離して温める。

 

 

 

 

 

鍼が苦手な方には、鍼は使わず台座灸。

 

 

 

 

 

鍼は使わず、棒灸。

お灸が苦手な方は、お灸は使わず、鍼治療。

やり方はいろいろあるよ~ん!

 

 

 

赤いラインは、『手陽明大腸経 て・ようめい・だいちょうけい』という経絡。

人差し指にあるツボ『商陽 しょうよう』から始まり、

肘、肩、首と上行し、

反対側の小鼻の外側にあるツボ『迎香 げいこう』で終わる。

 

 

 

 

 

背中や肩や首のツボに自分ではお灸がしにくいが、

腕にあるツボなら自分でもできる!

当鍼灸院では希望する方に、『自分でするお灸』を指導してるよん!

 

 

鍼灸師コトーの前職は、理学療法士。

20年間、リハビリ(運動療法)に従事してきた。

首こり・肩こり・背中こり・腕こりのセルフ・ケアには、

お灸にツボ押しやストレッチングも加えてほしい!

 

 

 

肩がこったときに、つまみたくなるのは

僧帽筋(そうぼうきん)という筋肉。

中指の先端が当たる部分が『肩井 けんせい』というツボ。

自分ではお灸がしにくいので、

ツボ押しやストレッチングがおすすめ。

 

 

 

うなじや肩がこっているときは、

胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)もこりやすい。

中央には扶突(ふとつ)と水突というツボがある。

ここも自分ではお灸がしにくいので、

ツボ押しやストレッチングがおすすめ!

 

 

3月13日(火)と18日(日)に当院で開催したお灸教室のテーマは、

『首こり・肩こり・背中こりをほぐすお灸&ストレッチング』。

経絡本だけでなく、筋肉本も見てもらいながら、

お灸とツボ押しとストレッチング!

実技が盛りだくさんで、口が回らなくなりそうだったけれど、

楽しかったよ~ん!

 

首こり・肩こり・背中こり・腕こりをほぐす鍼&お灸~その①

2018年3月10日

 

成人の脳の重さは1250~1600g。

けっこう重い。

脳を包んだ頭蓋骨を背骨が支えている。

この理想的な姿勢では、

首の筋肉はそれほど頑張っては働いていない。

 

 

スマホやパソコンなどデスクワークをしていると、

下を向き、頭が前傾する。

背骨の真上に頭が乗っていないので、

首の筋肉が頑張らないと頭を支えられない。

猫背でも同様に頭が前傾するから、

首の筋肉は頑張ってる!

 

 

長時間無理を強いられれば、首の筋肉はこり始め、

さらに無理が続けば筋肉痛の勃発!

 

 

 

首の筋肉はたーくさん!

最長筋もその1つ。

頭蓋骨(後頭部)から背骨と肋骨を結び、

骨盤で終わる、長ーい筋肉。

この筋肉がこると、首(うなじ)だけでなく、

背中や腰までこりこりこり…。

 

 

頑張っているのは首の後ろの筋肉だけじゃない!

気に掛けてもらえないけれど、

首の前にある筋肉だって、頑張ってる!

 

 

胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)もその1つ。

鎖骨と胸骨( 左右の肋骨を結んでいる)から始まり、

耳の後ろの頭蓋骨についている。

 

 

 

前から見ると、胸鎖乳突筋はVの字に見える。

下を向いたり、顎を前につき出すと、

この筋肉はバリバリ頑張る!

 

 

椅子に腰かけたデスクワークだけでなく、

立ち仕事や、寝ながらのスマホ操作や読書でも、

首や肩がこる。

腕と首と肩のつながりって、何だろう…。

 

 

 

腕の骨(水色)は肩甲骨とだけ、1つの関節をつくり、

その関節はたくさんの筋肉で支えられている。

そして、肩甲骨は腕の骨と鎖骨とだけ、2つの関節をつくり、

やはりたくさんの筋肉で支えられている。

鎖骨は肩甲骨と胸骨とだけ、2つの関節をつくり、

やはりたくさんの筋肉で支えれている。

 

 

腕って重いのに、ガシッとした関節に支えられているわけじゃない。

手作業が長引けば、腕の骨や肩甲骨、鎖骨を支える筋肉がこっちゃうんだな…。

 

 

 

あぁ、肩がこった…。

思わずつかみたくなるココ!

筋肉でいうと…。

 

 

 

僧帽筋(そうぼうきん)の中部線維。

背骨から肩甲骨上部についてる。

肩甲骨とその先にある腕を支えている。

この筋肉が常に過緊張し、縮こまってくると、

肩甲骨が上に引き上げられ、

本来なで肩の方も、いかり肩に見えてちゃうんだな…。

僧帽筋には、上部線維と下部線維もある。

 

 

 

僧帽筋の上部線維。

頭蓋骨(後頭部)と首の骨から、鎖骨についてる。

この筋肉は肩甲骨を内側に引き寄せたり、

肩甲骨を安定させる働きがある。

 

 

 

僧帽筋の下部線維。

背骨から肩甲骨上部についてる。

この筋肉は肩甲骨を下に引き下げる働きがある。

 

 

骨と筋肉に注目して首こりや肩こりを考えると、

頭蓋骨、背骨、鎖骨、肩甲骨、腕の骨と、

それらをつなぎ、支え、動かす、たーくさんの筋肉に負担がかかっている。

 

 

う~、う~、う~、今日は専門的な難しい内容で申し訳ない。

噛み砕いて書いたつもりだが、うまく伝わっただろうか…。

首や肩がこっていても、次回のブログもこりずに見てね。

今日の続きだよ~ん!

 

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