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心と体に香るエッセンス…

カテゴリー:逆子

お灸の魅力…

2013年2月19日

寒い冬に、当鍼灸院では、お灸が大活躍!

今日は、いろーんなお灸をご紹介します。

 

江戸時代、庶民に親しまれていたお灸は、『点灸 てんきゅう』。

今どきのやり方は、お灸の跡が残らないように、

ツボの上にシールを貼ります。

指でひねったモグサをその上にのせ、

お灸用の線香で火をつけます。

写真のツボは、『至陰 しいん』。

逆子を治します。

ピリッとした熱さがツボの中の中まで、一瞬で伝わるのがいい!

ファンも増えています…。

 

 

今どきでも、シールを貼らずに点灸をするのは、魚の目やタコ。

皮膚が分厚くなっているので、熱さを感じません。

魚の目やタコの部分をこがして乾燥させ、

自然に剥がれてくるのを待ちます。

『焦灼灸 しょうやくきゅう』といいます。

自宅で毎日お灸をしていただくので、根気のいるお灸です。

 

 

誰でも気軽にできるのは、『台座灸 だいざきゅう』。

底にシールがついているから、簡単にできる!

当鍼灸院では、鍼のそばに台座灸をすることもあります。

 

 

もう1つ手軽にできるお灸は『棒灸』。

皮膚から3~5cm離して温めるので熱くありません。

鍼の周りに棒灸をすることも多いです。

鍼とお灸と同時にしたほうが、効き目が強い気がします。

当院で開催しているお灸教室も、棒灸を使っています。

棒灸をしだすと、参加者の皆さんは温かさにひたって、

無言になります。

 

 

モグサでできた棒灸はかなり煙が出ます。

炭でできた棒灸は煙がほとんど出ないので、

自宅でも気軽にできます。

 

 

『箱灸』は五合升の底に直径10cmの穴を開けています。

五合升に入れたパッドの中で、モグサを燃やします。

五合升の底の穴から温かさがじんわりじんわり伝わります。

 

 

当院の一番人気は、『灸頭鍼 きゅうとうしん』。

鍼の刺激と、お灸の輻射熱で、効果バツグン!

これも熱くはありません。

筋肉がカチコチな腰痛や強い冷えにもいいですよ。

ほわんほわんと温まり、保温効果も高い!

お灸をする頃には、ほとんどの方が無口になり、

寝ます…。

コトーは孤独に耐えながら、もくもくとお灸をします…。

 

 

珍しいお灸は、『隔物灸 かくぶつきゅう』かな?

皮膚とモグサの間に物を介するお灸です。

例えば、スライスした生姜やにんにくの上に、

モグサをのせてお灸をします。

 

このように、お灸のやり方はいっぱい!

お一人おひとりの症状や体質などにより、

どの方法が合うか選びます。

熱くないお灸もたくさんあるので、

気軽にお灸に親しんでほしいな…って思います。

最近のマイ・ブーム~点灸(てんきゅう)

2012年12月02日

『点灸』って、

モグサを指でひねって円錐形にしたものを

ツボの上に置き、線香で火をつける、

お灸の方法です。

皮膚に跡を残さないために、

今は、『灸点紙 きゅうてんし』というシールを

ツボの上に貼り、その上にモグサをのせます。

 

逆子を治すとき、足の小指にあるツボに点灸をします。

ざざっと写真でご紹介!

 

点灸・その1

点灸・その1

点灸・その2

点灸・その2

 

 

 

 

 

 

 

 

点灸・その3

点灸・その3

点灸・その4

点灸・その4

 

 

 

 

 

 

 

 

写真が暗くてすみませ~ん!

この工程を7回ほど繰り返します。

ピリッとした熱さが、一瞬ツボの奥の奥まで

伝わります。

ツボに効いている~~~!と感じる瞬間です。

 

逆子や生理痛、生理不順、不妊症などの婦人科の症状や、

強い冷え症の方には、ご自分でのお灸もおすすめです。

台座灸は、自分で簡単にできます。

 

台座灸

台座灸

 

 

 

 

 

 

 

 

「点灸は熱いっ!」と敬遠されがちですが、

普段、台座灸を自分でして、

お灸になれていると、

「点灸のピリッとした熱さが心地いい!」

と言う方が多いですよ。

いつの間にか、点灸をする機会が増えてきました。

 

点灸の心地よさの理由は、もう2つあると思います。

1つ目は、モグサと線香の香り…。

モグサの原料は、ヨモギの葉の裏にある産毛!

 

産毛100%のモグサ

産毛100%のモグサ

不純物の入ったモグサ

不純物の入ったモグサ

 

 

 

 

 

 

 

 

棒灸や灸頭鍼で使うモグサ(写真・左)は、

ヨモギの葉や茎などの不純物が入っています。

点灸で使うモグサ(写真・右)は100%産毛!

最高級のモグサです。

燃やした時の香りも上品!

お灸用の線香は、仏事などで使う線香よりも太く、

折れにくく、控えめな香りです。

 

心地よさのもう1つの理由は、『間(ま)』です。

モグサを指でひねって半米粒ほどの大きさにしたものを

ツボの上にのせるまでの時間。

モグサの先に線香で火をつけて

ピリッと熱さが伝わるまでの時間。

どちらも、ほんの数秒!

でも、この絶妙な間(ま)が、

心と体をリラックスさせる気がします。

患者さんに点灸をしている自分も

心がなごんでくるから、不思議…。

逆子を治すお灸

2012年11月09日

前回のブログでは、腰痛の鍼灸治療で、

『足太陽膀胱経 あし・たいよう・ぼうこうけい』という経絡をご紹介しました。

今回は、その経絡の上にのっているツボ 『至陰 しいん』をご紹介します。

 

『至陰』は逆子を治すツボとして、超有名なツボです。

どこにあるかというと…、

 

 

足の小指の外側にあります。

おなかから離れているのに、なぜ逆子に効くのか?

 

ツボの名前には由来があります。

『至陰』はとってもわかりやすい。

『陰』に至るところ、『陰』に到達するところ。

 

ここで姉妹のツボ・モデル子ちゃん、登場!

 

 

左側が『足太陽膀胱経』。

経絡には陰と陽があり、

この経絡は、名前に『陽』が入っているとおり、陽経の経絡。

この経絡の最後のツボが『至陰』。

『足太陽膀胱経』は、この『至陰』から

陰経の経絡『足少陰腎経 あし・しょういん・じんけい』に繋がっています。

右側の手描き図です。

陽経が陰経に到達するツボなので、

『至陰』と名付けられています。

 

これだけでは、逆子に効く説明にはなりませんね。

ここで大事なのは『腎』です。

東洋医学でいう『腎』は、西洋医学でいう『腎臓』とはちょいと違います。

『腎』は、生命力、成長、生殖力の根源である『精 せい』を蓄えています。

生理や妊娠、出産には、腎の十分な働きが欠かせません。

 

その腎に関わりがあるのが『足少陰腎経』という経絡。

そして、この経絡とペアなのが、『足太陽膀胱経』です。

『足太陽膀胱経』の上にのっているツボ『至陰』を

お灸で刺激することにより、

ペアである『足少陰腎経』という経絡の流れも良くして、

この経絡がエネルギーと栄養分を送っている『腎』の機能も良くしよう!

逆子を治すツボとして『至陰』が選ばれる理由は、

そんな考え方からです。

東洋医学ってややこしいですねぇ~。

 

おなかの中の赤ちゃんが大きくなると、

赤ちゃんは窮屈になり、動きにくくなるので、

大きくなる前に『至陰』にお灸をします。

 

 

 

台座灸は、写真のように台座の下にシールが付いているので、

自分でも簡単にお灸ができます。

鍼灸院での治療だけでなく、逆子が元に戻るまで、

毎日自分でお灸をしていただくことになりますが、

まず主治医の先生に相談されることをお勧めします。

 

ツボの名前の由来って面白いですよ。

由来によってはツボの効能までわかり、

治療に用いるツボが選びやすくなります。

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