福岡市南区にある女性専門の鍼灸院「レディース鍼灸ことう」のホームページです。主に婦人科疾患・五十肩・肩こり・腰痛などに強みを持っています。

〒815-0071 福岡市南区平和1丁目23-13
グリーンウインズ101号

お問い合わせ

心と体に香るエッセンス…

カテゴリー:症状別の鍼灸治療

ぎっくり腰になっちゃった? 鍼灸の出番です!

2019年3月15日

「ぎっくり腰になっちゃって!」

「ぎっくり腰になりそう…」

そんなふうに言いながら当鍼灸院に来られる方が増えている。

腰痛持ちさんは、季節の変わり目にぎっくり腰になりやすい。

 

 

ぎっくり腰の程度は様々。

ピシッ!と腰に痛みが走った後、

腰の筋肉が過緊張となり、あまりの痛さに動けない…。

 

 

痛みが走ったけれど、その後動ける。

でも上半身をそらすと痛くて、前かがみになる。

上半身をひねることも難しく、ロボットになった気分…。

 

 

痛みが走った後、動けるけれど、

何となく痛いような腰が重いような…。

近いうちに、もう1度ピシッと腰に痛みが走りそう…。

今度痛みが走ったら、動けなくなりそう…。

 

 

痛みや日常生活の支障の程度は様々でも、

背筋や腰付近の筋肉疲労が激しいことに変わりはない。

数日間、安静第一!

横向きに寝て、腰周辺の筋肉を極力使わずに休ませよう!

これができるかどうかで、回復のスピードが違う!

 

 

腰の筋肉の炎症なので、温めるのはNG!

当日の入浴は我慢しよう!

どうしても入りたければ、シャワーですませよう!

 

 

仕事や家事などで休めない方は、日中コルセットをしよう!

腰の筋肉をサポートする!

まれに、コルセットをすると更に腰の筋肉が緊張しちゃう方がいる。

コルセットをしたほうが楽かどうか、チェックしよう!

 

 

鍼灸治療は急性期でもOK!

あお向けやうつ伏せの姿勢をとることがきついときは、

横向きでもできるぞ!

鍼やお灸で、滞った血流を改善し、筋肉の緊張をゆるめ、

痛みを軽減させる。

 

 

ぎっくり腰では主に背筋の、

腰の部分と仙骨部分(尾てい骨の上)が痛いことが多い。

背筋は、うなじから尾てい骨の上までつながっている。

ぎっくり腰さんは、腰の上までの背筋も硬い。

背筋を上(=うなじ)から下(=仙骨)までゆるめることが大切だぞっ!

 

 

赤いラインは『足太陽膀胱経 あし・たいよう・ぼうこうけい』という経絡。

 

 

 

 

目頭と鼻の間にある『睛明 せいめい』というツボから始まり、

 

 

 

 

頭頂、

 

 

 

後頭部、

 

 

 

 

うなじから2本になり、

 

 

 

 

背中、お尻、

 

 

 

 

脚の後面、

 

 

 

 

外くるぶし、脚の小指にある『至陰 しいん』で終わる。

経絡の上にツボが67個。

左右の経絡をあわせて、全部で134個!

 

 

ぎっくり腰の治療には、背中やお尻のツボをよく使う。

ふくらはぎにあるツボにも反応が現れやすく、

鍼やお灸をするなぁ…。

痛い部分から遠く離れたツボでも治療するんだよ~ん。

 

 

 

赤いラインは『帯脈 たいみゃく』という経絡。

ウエストをぐるっと1周している。

腰が痛いときは腹筋や側腹の筋肉も硬くなることが多い。

帯脈の上にあるツボもよく使うなぁ…。

 

 

休息やコルセット、鍼灸治療で痛みがやわらいできたら、

散歩やストレッチングなど体を動かしながら、腰周辺の筋肉をほぐそう!

ぎっくり腰をする方は、痛みがなくても腰周辺の筋肉がこわばっている。

日頃からストレッチングや軽い体操などで筋肉の柔軟性を維持すると、

ぎっくり腰を起こしにくくなるぞっ!

月1回ほど鍼灸治療でメンテナンスすることもおすすめ!

腰は肝心かなめなところ。

気をつけよう!

 

 

2017年12月に、『腰痛の鍼灸治療とセルフケア』という特集ブログを組んでいる。

詳しく知りたい方はそちらをどうぞ!

動画付きだぞっ!(たいしたことないけれど…)。

 

『ホットフラッシュと髪の関係性』と『ホットフラッシュの鍼灸治療』

2019年2月23日

首こり、肩こり、腰痛、関節痛、頭痛、めまい、耳鳴り、

物忘れ、集中力の低下、不安感、疲労感、不眠、

のぼせ、ほてり、便秘、下痢、のどのつかえ、動悸、

息切れ、皮膚の乾燥・かゆみ、食欲不振……。

更年期にあらわれる症状は多岐に渡る。

 

 

 

 

女性の骨盤内の臓器(直腸・子宮・卵巣・膀胱)。

更年期になると、卵巣の機能が衰え始め、

そこで作られ放出されるホルモン『エストロゲン』の量も

減ってくる。

エストロゲンは生理や妊娠にかかわるホルモン。

 

 

脳を縦割りし、横から見た図。

左が額、右が後頭部。

卵巣の働きを監視しているのは、脳の下垂体(かすいたい)。

下垂体はその変化を察知し、

卵胞(らんほう)刺激ホルモンを大量に卵巣に送る。

「卵巣!エストロゲンをきちんと分泌しなさい!」

このホルモンには、そんな命令が組み込まれている。

 

 

ホルモンは血液ととともに血管を流れ、

各々のホルモンの受容器を備えた臓器だけが

各々のホルモンをキャッチできる。

他の臓器はまったく反応しない。

 

 

卵胞刺激ホルモンをキャッチした卵巣はどうするか。

「きついなぁ…。

でも下垂体さまの命令なんで、頑張ってエストロゲンを分泌します!」

使命感の強い卵巣は、エストロゲンをせっせと作り放出する。

しかし、限界があり、やがてそれに答えられなくなる。

 

 

すると、脳の下垂体はどうなるか。

「どうしたんだ~~~!

卵胞刺激ホルモンを卵巣に送っても、

卵巣からエストロゲンが出てないぞー!」

下垂体は混乱し始める。

 

 

下垂体は自律神経の監視役もする。

自律神経は下垂体の混乱に影響を受け、

機能が乱れてくる。

 

 

自律神経はいろいろな臓器の機能を調節する。

自律神経の不調は様々な臓器にも影響する。

それが更年期の症状としてあらわれる。

 

 

しかし、更年期症状の原因はエストロゲンの減少だけでなく、

仕事や家族のことなど環境の中でのストレスや、

個々の気質もかかわる。

 

 

更年期症状の1つである『ホットフラッシュ』。

突然、顔からだらだらと汗が流れ、

頭がほてる。

その中でも、下半身まで熱くなることはなく、

むしろ足は冷えている『冷えのぼせ』が

圧倒的に多い。

 

 

『冷えのぼせ』の鍼灸治療のポイントは2つ。

1つめは、下半身のツボを使った鍼とお灸で、

下半身の血の巡りと冷えを改善させること。

頭が熱いと全身を冷やしたくなるが、

足先が冷えているときはNGだぞー!

 

 

2つめは、頭の中だけでグルグルめぐるエネルギーを

全身にめぐるようにすること。

頭や腕、おなか、脚などのツボに鍼やお灸をして、

頭の中の余分なエネルギーを下げる。

 

 

頑強な首こりや肩こりが原因にもなるので、

首こり・肩こりの治療も必須。

 

 

ひどく落ち込んだり、怒りっぽくなったり、

急に悲しくなったり…と感情のコントロールが難しいときには、

心に働きかけるツボにちょこんと鍼やお灸をする。

 

 

コトーは更年期前から手は温かいが足先はひんやり。

こりゃあ~、更年期になったら『冷えのぼせ』になるかも…と思い、

下半身の冷え対策をしてきた。

 

 

一番簡単な方法は、歩くこと。

筋肉は動かすと熱を発生する。

歩いて下半身の筋肉を使えば、

熱が生み出され、血流もよくなる。

 

 

2つめは、どんなに疲れていてもお風呂に入ったら、

湯船につかって全身を温める。

 

 

3つめは、冷たい飲み物や食べ物を控えて、

体を冷やさない。

 

 

更年期真っただ中の今、

更に気をつけているのは3つ。

 

 

1つめは、食事内容と適度な運動。

腸は第2の脳といわれている。

腸内環境を整える食材やメニューを考えるようになった。

また、腸の動きを促すよう、適度な体操も日課になった。

 

 

2つめは、充分な睡眠。

脳と体の休憩時間を増やす。

7時間睡眠を目標にし、〇時に寝るために

〇時までにこれを済ませて…と逆算して考え、

行動するようになった。

 

 

3つめは、髪型。

 

 

 

おーっ、時代を感じる写真!

コトーは幼少の頃から髪の量が多く、

夏には頭皮にアセモができたらしい。

だから、夏は短い髪型にしていた。

今も真夏や、頭をフル回転しているときは、

頭に熱がこもりボーッとする。

鍼灸治療中は患者さんが薄着なので、

部屋はぬくぬく暖かくし、冬でも頭がのぼせる。

うなじの刈り上げと、耳を髪で覆わないことは必須!!!

放熱されて頭に熱がこもらない。

 

 

ホットフラッシュの鍼灸治療に来られる方に、

刈り上げをすすめるが、実行された方は1人もいない。

なかなか、この髪型にする勇気はない……らしい。

そっかなぁ~……。

いいよぉ~~~!!!

 

 

3月12日(火)と17日(日)に、当鍼灸院で、

『更年期の諸症状をお灸とツボ押しで乗り越えよう!』というテーマで、

お灸教室を開催する。

興味がある方はぜひ参加してよ~ん。

詳しくは『お灸教室ページ』をどうぞ…。

 

 

 

28年前のコトー。

この頃は髪が長かったなぁ…。

エレクトーンの最後の発表会。

スローだけど左足は鍵盤で16ビートを刻む、

難しい曲を弾いた。

4ビート、8ビート、16ビート。

数字が大きくなるほど、小刻みにリズムを取る。

 

 

今度、ドラムの発表会がある。

うっひゃ~、28年ぶりに人様の前で演奏する!

今回も16ビートを刻む。

それも慣れない右足で…。

ドラムを習い始めて1年ちょっと。

エレクトーンを弾き始めて40年以上。

う~~~~、右足でなく左足で16ビートを叩きたい!

 

『顎関節症と寝る姿勢の関係性』と『顎関節症の鍼灸治療』

2019年2月07日

あごの関節痛、そしゃく筋(=かむための筋肉)の痛みやだるさ、

口を開閉するときの関節の雑音、開口制限などなど、

顎関節症の症状はさまざま。

顎関節がどこにあるかというと…。

 

 

赤い丸の部分が顎関節。

水色の部分が下あごの骨。

 

 

 

下あごの骨は、たくさんの筋肉と靭帯によって、

頭蓋骨にぶらさがってる。

それだけ顎関節は不安定な関節なんだなぁ。

 

 

あなたは食べ物をかむときに、

右の奥歯でかむ? それとも左?

歯並びの悪さや、歯の治療後の噛みあわせの悪さなどで、

片方の奥歯だけでかんでいると、

左右の筋肉の使い方に差が出て、

下あごの骨が微妙にずれ、

顎関節にひずみが生じることがある。

長くその状態が続くと顎関節に…。

 

 

あなたは何かに集中するときに、歯をかみしめる?

自分では気づかないうちに癖になることもある。

これも顎関節の原因になる。

 

 

 

あごの運動にかかわる筋肉は、あご付近だけでなく、

こめかみ部分や首・肩にもおよぶ。

猫背など姿勢が悪くて、首や肩の筋肉がガチガチになり、

顎関節にひずみが生じることもある。

 

 

あなたは寝ているときに歯ぎしりをする?

歯をかみしめる?

コトーは疲れると就寝中に左奥歯をかみしめる癖がある。

そんなときは起床時、左あご周辺の筋肉が重だるい…。

 

 

あなたはどんな姿勢で寝る?

前回のブログ、『五十肩と寝る姿勢の関係性』と『五十肩の鍼灸治療』

取り上げたように、

横向きで長時間寝ると、

下の肩~腕の筋肉の血流障害を起こし、

五十肩になることがある。

 

 

先日、起床直後に左あご周辺の痛みを感じたが、

そのときの姿勢が左下の横向き!

横向きに長時間寝ると、

頭の重みで下側のあご周辺の筋肉の血流障害を起こし、

痛みが生じるのかもしれない!

頬に触れると、右よりも左の筋肉のほうが硬いから、

血流障害も起こしやすいよねぇ~。

 

 

顎関節症にはストレスの影響が大きい。

鍼灸治療では、まず全身と心のリラクゼーションをはかる。

そして、肩や首の凝り固まった筋肉を1つ1つほぐす。

ほぐれると、縮んでいた筋肉が伸びやすくなり、

頭蓋骨方向に引き挙げられていた下あごの骨が重みで下がり、

すきまのなかったあごの関節にすきまができ、

動かすのが楽になり、顎関節のずれも整う。

 

 

ときどき、コトーは自分で頬や首・肩に鍼をして筋肉をほぐす。

徐々に筋肉がゆるんで、下あごが下がり、

顔が面長になる。

いつの間にか、筋肉がコリコリになり、

下あごの骨が引上げらていたんだなぁ…。

顔が大きくなった気がする…。

 

ご予約・お問い合わせはコチラ!