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カテゴリー:症状別の鍼灸治療

『顎関節症と寝る姿勢の関係性』と『顎関節症の鍼灸治療』

2019年2月07日

あごの関節痛、そしゃく筋(=かむための筋肉)の痛みやだるさ、

口を開閉するときの関節の雑音、開口制限などなど、

顎関節症の症状はさまざま。

顎関節がどこにあるかというと…。

 

 

赤い丸の部分が顎関節。

水色の部分が下あごの骨。

 

 

 

下あごの骨は、たくさんの筋肉と靭帯によって、

頭蓋骨にぶらさがってる。

それだけ顎関節は不安定な関節なんだなぁ。

 

 

あなたは食べ物をかむときに、

右の奥歯でかむ? それとも左?

歯並びの悪さや、歯の治療後の噛みあわせの悪さなどで、

片方の奥歯だけでかんでいると、

左右の筋肉の使い方に差が出て、

下あごの骨が微妙にずれ、

顎関節にひずみが生じることがある。

長くその状態が続くと顎関節に…。

 

 

あなたは何かに集中するときに、歯をかみしめる?

自分では気づかないうちに癖になることもある。

これも顎関節の原因になる。

 

 

 

あごの運動にかかわる筋肉は、あご付近だけでなく、

こめかみ部分や首・肩にもおよぶ。

猫背など姿勢が悪くて、首や肩の筋肉がガチガチになり、

顎関節にひずみが生じることもある。

 

 

あなたは寝ているときに歯ぎしりをする?

歯をかみしめる?

コトーは疲れると就寝中に左奥歯をかみしめる癖がある。

そんなときは起床時、左あご周辺の筋肉が重だるい…。

 

 

あなたはどんな姿勢で寝る?

前回のブログ、『五十肩と寝る姿勢の関係性』と『五十肩の鍼灸治療』

取り上げたように、

横向きで長時間寝ると、

下の肩~腕の筋肉の血流障害を起こし、

五十肩になることがある。

 

 

先日、起床直後に左あご周辺の痛みを感じたが、

そのときの姿勢が左下の横向き!

横向きに長時間寝ると、

頭の重みで下側のあご周辺の筋肉の血流障害を起こし、

痛みが生じるのかもしれない!

頬に触れると、右よりも左の筋肉のほうが硬いから、

血流障害も起こしやすいよねぇ~。

 

 

顎関節症にはストレスの影響が大きい。

鍼灸治療では、まず全身と心のリラクゼーションをはかる。

そして、肩や首の凝り固まった筋肉を1つ1つほぐす。

ほぐれると、縮んでいた筋肉が伸びやすくなり、

頭蓋骨方向に引き挙げられていた下あごの骨が重みで下がり、

すきまのなかったあごの関節にすきまができ、

動かすのが楽になり、顎関節のずれも整う。

 

 

ときどき、コトーは自分で頬や首・肩に鍼をして筋肉をほぐす。

徐々に筋肉がゆるんで、下あごが下がり、

顔が面長になる。

いつの間にか、筋肉がコリコリになり、

下あごの骨が引上げらていたんだなぁ…。

顔が大きくなった気がする…。

 

『五十肩と寝る姿勢の関係性』と『五十肩の鍼灸治療』

2019年1月26日

どちらか一方の横向きで長時間寝る(=片寝)と、

体の重みで下側の腕の筋肉と血管が圧迫され続け、

血管障害を起こすことがある。

中年になると筋肉も血管も関節も老化し始める。

より血管障害を起こしやすく、

片寝が原因で腕まわりの筋肉のこりや痛み、

つまり『五十肩』になりやすい。

久しぶりにツボ・モデル子ちゃん登場!

 

 

 

赤い部分は三角筋。

腕のつけ根から、二の腕の半分ぐらいまで、、がばっ!とくっついてる。

片寝では三角筋が一番圧迫されやすいので、

五十肩でこの筋肉の痛みを訴える方は多い。

三角筋は腕をどの方向に動かしても働く筋肉だから、

よけい痛みを感じるんだなぁ…。

 

 

脇の下には6個の筋肉があり、肩を動かすときに活躍してる。

これらの筋肉が、分厚いステーキ状に硬くなるとどうなるか…。

腕を上げようとするときに脇の下が開きにくくなる。

無理に上げようとすると、

上げるときに働く三角筋に負荷がかかり、

三角筋はさらにダメージを受けるんだなぁ…。

 

 

あなたの脇の下に、分厚いステーキは潜んでる?

チェックしてみよう!

 

脇の下の根元に親指を当て、他の4本の指を背中に当てる。

がしっ!とつまむと、そこにあるのは、

肩甲骨と二の腕をつなぐ6個の筋肉。

柔らかいかな?

もう1ヶ所チェーック!

 

親指を鎖骨の下に、他の4本の指を脇の下の根元に当て、

つまんでみよう!

そこにあるのは、『大胸筋 だいきょうきん』。

この筋肉が硬く縮こまっても、腕は開きにくい。

このあたりの筋肉や関節運動のことを詳しく知りたい方は、

2015年5月のブログ『特集~肩甲骨の話①~③』を見てね~ん。

 

 

肩甲骨や二の腕、鎖骨、背骨を支え動かす筋肉が、

肩関節の動きにかかわる。

五十肩では、それらの動き方を評価して、

問題のある筋肉たちを探し出し、

それら1つ1つに、鍼とお灸でアプローチするんだよ~ん。

血流を改善し、筋肉の柔軟性を呼び起こし、

こりや痛みを緩和させ、肩関節の可動範囲を広げる。

 

 

 

 

おすすめの手法は『灸頭鍼 きゅうとうしん』。

鍼を置いて、その先端にモグサをのせお灸もする。

鍼の刺激とお灸の輻射熱のW効果。

肩の奥にある筋肉でもピンポイントで緩めることができるよ!

 

 

痛みの原因が片寝である場合は、

もちろん寝る姿勢を考慮しないとなかなか治らない。

五十肩には仰向けが一番いい。

しかし、腰痛持ちさんは仰向けでは腰の負担が大きいこともあるので、

気をつけて…。

 

 

また、忘れがちなのが敷布団のフィット感。

痩せている方は硬めの敷布団では圧が強すぎる。

逆にふくよかな方は柔らかめの敷布団では沈み込みすぎる。

敷布団は消耗品。

快眠本によると、マットレスの寿命は7~10年、

敷布団は3~5年らしい。

コトーの使ってる敷布団兼用マットレスは10年目に突入。

長時間片寝をすると、下側の肩と太ももの横が痛い。

ヘタってきたなぁ…。

買い替えどきなんだなぁ…。

 

特集~器官や臓器の症状に働きかけるツボたち⑭~膀胱

2018年12月09日

 

じゃっじゃかじゃ~ん!

これ、な~んだ?

形の変わったスマホに、

特大のイヤホンがついているんじゃないぞぉー!

そら豆の形をしたのは腎臓。

左右に1つずつある。

その下の細長いのは尿管。

左右の尿管がたどり着くところは膀胱。

 

 

尿が入っていないと、膀胱はさかずきのような形をしている。

腎臓で作られた尿が尿管から膀胱へと、

毎分約1mlずつ送られ、

膀胱は膨らんで丸くなる。

 

 

膀胱に尿が150~300mlくらいたまると尿意を感じる。

でも、脳がブレーキを掛けて、排尿を我慢できる。

400mlくらいたまると、脳の排尿中枢が活動し始め、

トイレへと導く…。

 

 

皆さんは、真夜中にトイレに行きたくなって目が覚めたとき、

すくっ!と立ち上がってトイレへ行く?

コトーは『尿意』よりも『睡魔』が勝つ。

「トイレへ行きたい」と思った直後に寝ている…。

そんなときは朝、目覚めたときに脳の疲労を感じる。

 

 

あっ、そうか。

排尿を我慢するために、

脳がずーーーーーっとブレーキを掛けていたんだ。

脳! ごめんねぇ~!

すぐ、トイレへ行くよー!

…………………………となる。

 

 

頻尿、多尿、尿量減少、排尿痛、尿失禁、残尿感、尿閉…。

尿のトラブルやその原因は様々。

子宮筋腫や前立腺肥大など膀胱近くの臓器が大きくなり、

膀胱が圧迫されて排尿のトラブルが生じることもある。

 

 

赤いラインは『足太陽膀胱経 あし・たいよう・ぼうこうけい』という経絡。

途中枝分かれして、膀胱にもつながっている。

経絡は気(=エネルギー)と血(けつ(=栄養)が流れ、

膀胱にも気と血を送っている。

膀胱のトラブル時には、この経絡上のツボに鍼やお灸をすることにより、

とどこおった経絡の流れを改善し、

気と血を膀胱へ充分に送り、症状を緩和させる。

 

 

足太陽膀胱経は一番長い経絡。

ツボ・モデル君に花シールを貼ってご紹介!

 

 

 

 

目頭と鼻の間にあるツボ『睛明 せいめい』から始まり…。

 

 

 

 

額から頭頂…。

ここまでツボの総数6個。

 

 

 

 

頭頂から後頭部…。

ここまでツボの総数9個。

 

 

 

 

背中から2本になる。

ここまでツボの総数21個。

 

 

 

 

尾てい骨あたりはジグザグ。

ここまでツボの総数46個。

やっと出てきた!

ちょっとアップ!

 

 

 

 

膀胱のトラブル時には、左右のお尻の間、

仙骨部に反応があらわれやすい。

ハートマークのツボ『膀胱兪 ぼうこうゆ』や、

その内側にあるツボ『次髎 じりょう』などに鍼やお灸をする。

 

 

 

 

膀胱の前、下腹部のツボもかかせない。

赤矢印のツボ『神闕 しんけつ』がおへそにあたる。

その下が下腹部。

せっかくなので、足太陽膀胱経を最後までご紹介しよう。

 

 

 

 

膝裏から1本に戻り、ふくらはぎへ。

ここまでツボの総数57個。

 

 

 

 

足の小指にあるツボ『至陰 しいん』で終わる。

ツボの総数は63個。

左右の経絡を合わせると126個。

この経絡は最長だけでなく、ツボの数も最も多い。

 

 

膀胱のトラブルで一番多くかかわるのは膀胱炎かな…。

冷えが誘因となる場合は、血のめぐりを整えるツボも必須。

疲労が誘因となる場合は、体と心の緊張をほぐすツボや、

エネルギーを補充するツボにも鍼やお灸をするなぁ…。

 

 

おおおーっ、

特集ブログ『器官や臓器の症状に働きかけるツボたち』がやっと終わるー!

特集は「おっ! 面白そう!」と思いつきで始めることが多い。

書き出したら調べることがわんさかあり、

1つ書き終えるたびにヘロヘロ…。

エネルギーの補充に期間を要する。

というより、

しばらくは調べものがしたくなく、

なかなか次のブログに取り掛かれない…。

そんなこんなで6カ月強かかってしまった!

計画性がなく、申し訳ない!

つきあっていただき誠にありがたいっ!!!

 

 

1つ1つの器官や臓器の働きを調べて、

深~く反省したことがある。

器官や臓器は単独で仕事をしていることもあるが、

その元締めは脳。

脳は器官や臓器の仕事を監視し、調整している。

「体を休めたほうがいいよ」とは言うが、

「体を休めるために、まず脳を休めたほうがいいよ」とは言わない。

でも、体や心を酷使したときに、その調整をしているのは脳。

脳だって疲れてくる。

それが自律神経の乱れとしてあらわれることもある。

 

 

コトーは中年になってから、

思ったことはすぐ実行しないと忘れちゃう。

「あれもやっておかないと…」

「これもやっておかないと…」

夜までそんなことをしているから、寝るのが遅い。

脳をじっくり休ませていない。

これじゃいけない!!

 

 

「それは睡眠よりも優先させること?」

「明日、できるんじゃないの?」

自分に問い、7時間睡眠を実行している。

まだ4日目。

続けられるかなぁ…。

 

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