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再特集~手の腱鞘炎の鍼灸治療とセルフケア⑤~鍼灸治療・その2

2019年6月03日

 

重たい物を下から持ち上げる動作は、

指を曲げる筋肉の負担が大きい。

乳児を育てるママさんが手首の腱鞘炎になりやすいのは、

赤ちゃんを下からかかえて抱っこしたり、

オムツを交換するから…。

 

 

 

 

 

右手のひら。

指を動かす筋肉は、手のひらにある骨から

指の骨に付く筋肉もあれば…、

 

 

 

腕の骨の肘あたりから、指の骨に付く筋肉もある。

この図のように、肘から腕中央までは筋肉だが、

そこから指先までは腱になる。

 

 

指を酷使して、手首付近の腱と腱鞘(腱を包むサヤ)が肥厚すると、

筋肉が動くたびに腱と腱鞘は摩擦を起こし、

長時間、長期間、その状態が続くと手首の腱鞘炎になる。

 

 

指を酷使して、指の部分の腱と腱鞘が分厚くなると、

筋肉が動くたびに腱と腱鞘は摩擦を起こし、

長時間、長期間、その状態が続くと指の腱鞘炎になる。

腱鞘の出入口で腱が引っかかり、

指の関節がロックされる。

これが『バネ指』。

 

 

 

 

前々回のブログ(装具、サポーター、テーピング編)で紹介していなかったが、

バネ指の固定には、非伸縮性のテーピング用テープ(幅25mm)で

指の関節を2巻きするのが一番だと思う。

 

 

 

 

手のひら側。

親指を含めて、指を曲げる筋肉は肘の内側についている。

鍼やお灸の治療ポイントは、手首や腕中央、肘内側(赤丸)。

画像にはないが、バネ指では指の腱も治療ポイントになる。

 

 

 

 

手の甲側。

指を伸ばす筋肉は肘の外側に付き、

腕の中央から指先までは腱になっている。

鍼やお灸の治療ポイントは、手首や腕中央、肘外側(赤丸)。

 

 

指は細かい作業ができる分、たーくさんの筋肉がある。

痛みのある筋肉だけでなく、

疲労している筋肉にも鍼やお灸をして、

筋肉の緊張を緩め、柔軟性を出すことが大切なんだなぁ…。

 

 

もちろん、痛みが強いときには、

装具やサポーター、テーピングで、

指や手首の関節が動かせる範囲を制限することも大事。

サポーターやテーピングは、弱くなった筋力もサポートする。

 

 

痛みがやわらいだら、ストレッチングや関節回し運動で、

動かせる範囲を広げる。

悪化、再発させないために、

原因となった手作業の取り組み方を見直すことも必要だと思う。

 

 

Mさんは手首を骨折し、ギプス固定中も事務仕事を続け、

無理がたたって親指の腱鞘炎になった。

骨折が治癒し、ギプスを外した後、

硬くなった手首の関節可動域を広げるリハビリや

指導を受けることもなかった。

当鍼灸院(福岡市南区にある鍼灸院・レディース鍼灸ことう)に来られた時には、

手首が痛くて手のひらを床につけられず、

親指も痛くて動かせなかった。

 

 

 

Mさんには指を曲げ伸ばしする筋肉や、

親指を広げる筋肉などに灸頭鍼(きゅうとうしん)をした。

灸頭鍼は鍼を置き、その先にモグサをのせ、お灸をする。

鍼の刺激とお灸の輻射熱で血流を促し、筋肉を緩める。

長期間のギプス固定は、長期間の手作業の妨げとなり、

指や肘、肩、首、背中の筋肉も疲労する。

腕、肩、首、背中のコリをほぐす鍼灸治療も行った。

 

 

親指の痛みが強かったので、親指を固定する装具もすすめた。

コトーの前職は理学療法士。

痛みが減少したら、簡単なストレッチングや運動を指導した。

Mさんは、鍼灸治療を受けるのが初めてだった。

治療の感想を聞いてみた。

『Mさんの声…』をどうぞお読みください。

 

 

今回の特集テーマは2度目だったが、

どんな内容がいいか迷いに迷って、

最終回まで随分時間がかかったなぁ…。

それだけ、手の腱鞘炎の治療は難しいんだなぁ…。

腱鞘炎になる前に治療をスタートしてほしい!!!と思う。

 

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